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INFJがなぜ「1対1」の対話を圧倒的に好むのかを言語化してみると「〇〇心」が関係しているとわかった話
自己理解、他者理解を深める一環として、INFJの方に19個の質問にお答えいただくという試み▼
ありがたいことに、たくさんの方にご協力いただいた。
こちらが17番目の質問▼
「多人数での会話」と「1VS1」の会話どちらを好みますか?
みなさんの回答を見ると、100%に近く「1VS1」の方がいいというものだった。
圧倒的に「1VS1」がいい、という回答も少なくない。
僕自身も完全の、マンツーマンコミュニケーションを好むタイプなので、今回はINFJ(提唱者)がなぜ、「1VS1」を好むのか可能な限り言語化してみたい。
やはりINFJの探究したいという欲求、強い好奇心が関係していると思われる。
僕自身「質問魔」と言われるほど「なんで?」「どうして?」を連発する。「知りたくてしかたない」という思いと「わかりそうなのに、わからない状態が心地よくない」というのがあるのだろう。
ただし、集団で会話しているときに「なんで?」「どうして?」を連発するわけにはいかない。場の雰囲気が壊れるのを気にするので、個人的な質問はなるべく控える。
質問をおおまかに分けると
・表層の答えを導くもの
・深層の答えを導くもの
の2種類ある。
表層なものは、すぐに答えられるものだ。
「昨日の夕方大雨でしたが、〇〇さんは濡れませんでしたか?」などは表層の方に当たる。
深層の質問は、ぱっと答えられないものも多い。
表層の質問の方が多く、深層にいくほど質問も答えも減っていくイメージがある。逆三角形を想像していただいたら、わかりやすい。上部が表層で下部が深層に当たる。
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この前、知人と話していてその知人が歴史好きだということがわかった。
僕は「歴史を好きになるきっかけは何でしたか?」
その知人は最初「テストの点数が良かったんですよ。得意な科目だったというのもあるかも?」と答えていた。
次に僕は「歴史を教える先生で、この先生授業は面白いという人はいましたか?」と質問をした。
知人は、しばらく無言で頭を熟考したあと「あっ!」と何か思い出した顔になる。
「中学校のA先生という歴史を教えてくれる男性教諭が好きでした。歴史をまるで落語のようにキャラを演じ分けながら物語として語ってくれるんです。笑いを交えながら話すので、すべらない話みたいな感じで、教室には笑いがよく起こって、みんなA先生の話に釘付けでした」と破顔した。
僕もその答えを知り、これまでより少し知人の背景について理解を深められたことで、嬉しくなった。
こういうやりとりは、マンツーマンだからできるのだ。
複数での会話は、スピーディーなパス回しになったり、誰かのひとりしゃべりになったりと、探究心を深める展開に
なかなかなりづらい。
スピーディーなパス回しにおける暗黙のルールは「答えやすい質問をする」というものだ。
僕は熟考タイプなので、何か振られても、深く考えすぐに「う~ん…」となり間ができてしまう。
テンポいい会話が続いている際に、こういった間ができるのを嫌う人もいるのを知っている。
INFJが「1VS1」の会話を好むひとつの理由として探究心が関与しているのは間違いないだろう。
あとは緊張しやすいINFJの場合「集団での会話はシンプルに疲れる」というのがあるかもしれない。
これを読まれたINFJの方で「他にも、こういう角度がありますよ」というのがあれば、教えていただけるとありがたい。