テクニカルサポート、トレーニングなどの技術サービスを提供するJTP株式会社の財務諸表(第38期半期)を見てみる
今回はJTP株式会社をEDINETで調べることにした。
貸借対照表,バランスシート/BS
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「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。
次に純資産の部で利益剰余金。前事業年度(2024年3月31日)、18億3964万円だったのに対し、当中間会計期間(2024年9月30日)は、18億9014万円と増加しているので、稼いでいる。当中間会計期間(2024年9月30日)の負債合計(19億円)と純資産合計(33億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。
損益計算書
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次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)、2億円だったのに対し当中間会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)は、3億円と増加となっているので当中間会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)は調子はよかったようだ。最後に報告書をみると、デジタルイノベーション事業、当中間会計期間において、人財育成ソリューションサービスは、個社向けのITトレーニング請負の増加に対し、Learning Booster(ラーニングブースター)の機能拡充と通期業績達成に向けた新規顧客開拓に注力したことで、前年同期比で増収減益。セキュリティサービスは、内部脅威対策ソリューションの販売が伸びたものの、今後の拡大に向けた体制強化を行ったため前年同期比で増収減益。DX開発サービスは、生成AI関連サービス及びスポットでのアプリケーション開発が増加したため前年同期比で増収増益。結果、デジタルイノベーション事業の当中間会計期間の売上高は1,155,133千円(前年同期比37.5%増)、セグメント利益は103,905千円(同47.7%増)。次にICT事業、中間会計期間において、システム構築サービス(ICTシステムの設計・構築)は、エンドユーザとの直接取引形態のクラウド関連案件が多く受注でき、エンジニアの稼働が高く推移した結果、前年同期比で増収増益。システム運用サービス(ICTシステムの運用・保守サービス)は、一部スポット案件の減少に対して、エンドユーザとの直接取引形態のクラウド運用サービス「Kyrios(キリオス)」が伸長したことにより、前年同期比で減収増益。結果、ICT事業の当中間会計期間の売上高は2,354,474千円(前年同期比5.8%増)、セグメント利益は556,781千円(同32.2%増)。次にライフサイエンス事業、当中間会計期間において、保守サービスは前年同期比で減少となりましたが、今期注力しているICTサービスが伸長した。またコンサルティングサービスも順調に推移したことから、前年同期比で増収増益。結果、ライフサイエンス事業の当中間会計期間の売上高は872,298千円(前年同期比4.5%増)となり、セグメント利益は113,761千円(同10.7%増)。といったことを書かれている。
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