携帯電話向けソフト開発・技術支援を行う株式会社システナの財務諸表(第43期半期)を見てみる

今回は株式会社システナをEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2024年3月31日)、354億円だったのに対し、当中間連結会計期間(2024年9月30日)は、372億円と増加しているので、稼いでいる。、当中間連結会計期間(2024年9月30日)の負債合計(146億円)と純資産合計(307億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)、43億円だったのに対し当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)は、55億円と増加となっているので当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)は調子はよかったようだ。最後に報告書をみると、ソリューションデザイン事業の結果は、当事業の売上高は8,957百万円(前年同期比4.1%減)、営業利益は1,457百万円(同81.2%増)。次世代モビリティ事業の結果、当事業の売上高は2,229百万円(前年同期比109.3%増)、営業利益は812百万円(同300.9%増)。フレームワークデザイン事業は、金融分野では、生損保や銀行業の顧客に向けに基幹システム開発業務を行う。契約管理システムや勘定系システムなどの長期的なシステム開発業務に加え、クラウド移行やCX向上に向けた新規サービスの開発など、DX関連案件の引き合いが増加しており、堅調に推移。公共分野では、マイナンバーを起点した中央省庁関連の案件を中心に受注が進み、システム更改、インフラ構築、運用保守の各ビジネス領域が大きく拡大。地方自治体向けのDX案件も引合いが増加しており、当事業の主力分野として成長。法人分野に向けては、ローコード開発ツールを活用した技術支援サービスと、DX化に向けたシステム刷新を目的としたシステム開発の受注が増加。ビジネスソリューション事業は、クラウドマイグレーションの手法の一つであるリフト&シフト案件をはじめとした、クラウド関連のシステムインテグレーション事業では数多くの案件を受注。また、RPAやデータ連携ツールを活用した企業のデジタル化に向けたシステム開発、保守運用案件、セキュリティサービスやサポートサービスについても多くの引き合いがあり、受注が増加。全体的に後ろ倒しになっていたWindows10のサポート終了(2025年10月)に伴うリプレース案件に関しても、第2四半期に入り提案数、受注数共に大幅に増加してきている状況。といったことが書かれている。


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Kazutaka Kobayashi
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