人材サービスとDXサービスを提供するディップ株式会社の財務諸表(第28期半期)を見てみる

今回は「ディップ純利益16%増の50億円、バイトル堅調 3〜8月」という記事が気になったので、ディップ株式会社をEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2024年2月29日)が、374億円だったのに対し、当中間連結会計期間(2024年8月31日)は、397億円と増加しているので、稼いでいる。当中間連結会計期間(2024年8月31日)の負債合計(126億円)と純資産合計(349億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間連結会計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)、62億円だったのに対し当中間連結会計期間 (自 2024年3月1日 至 2024年8月31日)は、75億円と増加なっているので当中間連結会計期間 (自 2024年3月1日 至 2024年8月31日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、人材サービス事業は、メディア(求人広告)サービスとして、アルバイト・パートの求人情報サイト「バイトル」、正社員・契約社員の求人情報サイト「バイトルNEXT」、総合求人て、医療専門職向け人材紹介サービス「ナースではたらこ」、介護職向け人材紹介サービス「介護ではたらこ」を運営。当中間連結会計期間は、人材サービス事業の売上高は堅調に推移。その結果、売上高は250億85百万円(前年同期比6.0%増)、セグメント利益は103億78百万円(前年同期比27.9%増)。DX事業は、2019年9月から、中堅・中小企業に特化した商品設計により導入が容易でシンプルな機能、かつ中堅・中小企業向け価格設定であるSaaS型のDX商品「コボット」シリーズの提供を通じ、中堅・中小企業のDX化を支援。当中間連結会計期間は、応募者との面談スケジュールの自動調整等を行う「面接コボット」や派遣会社の営業先リスト自動作成等の営業支援を行う「HRコボット」のほか、職場紹介動画をはじめとするバイトルの独自機能を活かして企業の採用ページを作成する「採用ページコボット」を中心とする各商品の売上が伸長。そ結果、売上高は33億39百万円(前年同期比16.4%増)、セグメント利益は15億57百万円(前年同期比17.0%増)。といったことが書かれている。ディップ株式会社というとバイトルというアルバイト求人サイトが有名であるが、DX事業も進めているのは知らなかった。


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Kazutaka Kobayashi@論理的思考×課題解決
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