関西を中心とし食品スーパーマーケットを展開する株式会社関西フードマーケットの財務諸表(第65期第2四半期)を見てみる
「関西フードマーケット/4~12月営業利益72.6%増」という記事が目についたので、今回は株式会社関西フードマーケットをEDINETで調べてみることにした。
四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS
まずは「四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と気になるものに着目する。資産の部から。まず現金及び預金(流動資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、104億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、160億円と増加している。次に売掛金(流動資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、130億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、112億円と減少している。次に商品及び製品(流動資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、69億9700万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、70億9700万円と増加している。次に未収入金(流動資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、60億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、49億円と減少している。次に短期貸付金(流動資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、13億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、36億円と増加している。次に原材料及び貯蔵品(流動資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、1億2300万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、1億4400万円と増加している。次に土地(有形固定資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、428億3000万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、425億4000万円と減少している。次に建物及び構築物(純額)(有形固定資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、311億3600万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、313億500万円と増加している。次に機械装置及び運搬具(純額)(有形固定資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、10億9100万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、11億8000万円と増加している。次にのれん(無形固定資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、16億9000万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、14億3600万円と減少している。次に差入保証金(投資その他の資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、125億8700万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、120億9600万円と減少している。次に繰延税金資産(投資その他の資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、61億1700万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、63億9600万円と増加している。次に長期貸付金(投資その他の資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、29億8100万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、28億9500万円と減少している。次に投資有価証券(投資その他の資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、12億2600万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、14億7900万円と増加している。
次に負債の部。買掛金(流動負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、231億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、290億円と増加している。次に短期借入金(流動負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、97億8100万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、98億7100万円と増加している。次に未払金(流動負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、64億2900万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、63億3900万円と減少している。次に前受金(流動負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、15億1600万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、15億8500万円と増加している。次に賞与引当金(流動負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、11億8300万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、15億7600万円と増加している。次にリース債務(固定負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、95億4600万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、91億8600万円と減少している。次に退職給付に係る負債(固定負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、42億4600万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、41億8400万円と減少している。次に長期預り保証金(固定負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、38億2800万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、38億4000万円と減少している。次に繰延税金負債(固定負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、26億9900万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、28億4100万円と増加している。次に資産除去債務(固定負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、21億9300万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、22億300万円と増加している。そして純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年3月31日)が、126億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年9月30日)は、166億円と増加しているので、稼いでいる。当第2四半期連結会計期間の負債合計(814億円)と純資産合計(692億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。
四半期連結損益計算書
次に損益計算書(PL)。まずは売上高は前第2四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)が1849億円だったのに対し当第2四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)は1911億円と増加している。次に売上原価は前第2四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)が1278億円だったのに対し当第2四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)は1316億円と増加している。次に販売費及び一般管理費は前第2四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)が552億円だったのに対し当第2四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)は547億円と減少している。次に営業利益は前第2四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)が18億円だったのに対し当第2四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)は46億円と増加しているので、当第2四半期連結累計期間の営業の調子は良かったようだ。次に四半期純利益は前第2四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)が7億8700万円だったのに対し当第2四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)は40億5700万円と増加する結果となっている。最後に報告書を見ると、当第2四半期連結会計期間は値上げの影響による客単価上昇と客数の回復が進み、当第2四半期連結累計期間の既存店売上は前年を上回って推移。売上・利益率改善に向け、曜日販促の恒例化を推進するなどの集客施策。総菜、PB商品や重点販売商品の取り組みを強化。また、衛生管理、売場の適正化などを実施。お客様視点で店舗の活性化に取り組む。販売費及び一般管理費は生産性の向上のための什器等の改善などを実施。要員体制の最適化などを通し経費コントロールに努める。結果、前年実績を下回る。といったことが書かれている。