勤怠管理・健康管理システムの開発・運用を行う勤次郎株式会社の財務諸表(第44期半期)を見てみる

今回は勤次郎株式会社をEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年12月31日)が、20億1832万円だったのに対し、当中間連結会計期間(2024年6月30日)は、20億3184万円と増加しているので、稼いでいる。当中間連結会計期間(2024年6月30日)の負債合計(34億円)と純資産合計(90億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間連結会計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)、2億9884万円だったのに対し当中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)は、2億8177万円と減少となっているので当中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)は調子が悪かったようだ。最後に報告書をみると、当社のマーケットは、2024年4月に「働き方改革関連法」の時間外上限規制が全事業に適用され、労災認定基準に勤務間インターバルが追加されるなど、過重労働に対する指導強化が進み、長時間労働者への健康指導についてより一層きめ細かな労務管理が求められる状況。また、安定的な経済成長を目指すために、賃上げを継続していこうという経済界の動きの中で、「人的資本投資」の重要性が注目。こうした事業環境の変化への対応と企業価値向上のために、各企業は、人的資本の7分野といわれる「人材育成」「多様性」「健康・安全」「労働慣行」「従業員エンゲイジメント」「流動性」「コンプライアンス」への投資を行うことが求められ、経営戦略に沿った人材の確保・育成、組織の再編に必要な、就業・健康管理情報の有効活用に付随する様々なHRM(ヒューマン・リソース・マネジメント)サービスへのニーズが増加。といったことが書かれている。

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