スイッチング電源及びノイズフィルターを製造販売するコーセル株式会社の財務諸表(第55期第2四半期)を見てみる

今回はコーセル株式会社をEDINETで調べることにした。

四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

「四半期連結貸借対照表,貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年5月20日)が、392億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2023年11月20日)は、422億円と増加しているので、稼いでいる。当第2四半期連結会計期間(2023年11月20日)の負債合計(65億円)と純資産合計(457億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

四半期連結損益計算書

次に四半期連結損益計算書,損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第2四半期連結累計期間 (自 2022年5月21日 至 2022年11月20日)が、20億円だったのに対し、当第2四半期連結累計期間 (自 2023年5月21日 至 2023年11月20日)は、42億円と増加しているので、当第2四半期連結累計期間の営業の調子はよかったようだ。最後に報告書をみると、日本生産販売事業(日本国内)では、過年度の先行手配による受注急増の反動により、今年度においては受注調整が継続、受注残の解消に向けた増産対応により、売上高については堅調に推移。営業活動は、販売店との情報共有強化を図り、お客様とのウェブ面談は継続、訪問営業による拡販活動を増やす。米国では前年の下半期以降、需要の調整局面が継続、北米販売事業の売上高については好調に推移。営業活動は、ファクトリーレップとの連携を図りつつ、拡販活動に注力。新製品は、動画を用いてプロモーション強化に取り組む。結果、外部顧客への売上高は前年同期と比べると増加。ヨーロッパ生産販売事業(ヨーロッパ)は、景気の不透明感による先行手配需要の調整があり、受注は低調に推移した一方で、前年から継続して増産対応に取り組んだことにより、売上高は堅調に推移。営業活動は、テレワークでの拡販活動に加え、訪問営業による拡販活動を増やす。アジア販売事業(アジア)は、需要の調整局面が継続しており、受注は低調に推移。一方で、受注残の解消に向けた増産対応により、売上高は堅調に推移。営業活動は、前期から引き続き、新規開拓、新製品拡販のためのウェブマーケティングに注力。中国生産事業は、受注残の解消に向け、生産時間の拡大及び増員、生産ライン編成の見直し対応を継続。生産出荷台数は好調に推移。


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