漫画「春の嵐とモンスター」Day 1- ミユキ 蜜蜂の感想

・私は男で自分の視点で感想を書いています。

・春野嵐子。無益な力比べ、不毛なマウント合戦、あの子は敵であの子は味方の派閥争いなど、人と関わりたいとは思えないようだが、その気持ちはなんとなくわかる。人は傷つけあう生き物でもある。ただ、その逆をする生き物でもある。

・あと春野嵐子は、日本の”空気”を読みすぎてしまうのではないかと感じた。だから、1人になれる安全基地 - 自分のお家が一番安心できる。

・現実では1ミリも干渉し合うことのないフレンドや将来は在宅ワーカーになるっていうのも日本の世の中の”空気”を読みすぎたりすれば疲れるし、そりゃそうなるわなあと思った。

・春野嵐子の母親のバイタリティは、なんとなくわかるし、こういう人は意外と現実の世界でもいると感じた。

・弟、天峰栢に春野嵐子自身の安地が脅かされるときの顔の表情などがなんとも言えない。

・「波風たてずに生きていたいだけなのに」の幼少期の頃のシーン。女の子にも抗争とか派閥みたいなものがあるし、頭の中で相関図を作るのはマジ大変だなと思った。そりゃ、卒倒するわ。私もああいうのはマジで面倒くさい。私の場合だと周りの情報から勝手に脳が相関図を妄想で作り上げたりして大変な時もある。ただ、子供の頃にこのシーンのようなことが実際にあったのか振り返ってみると、自分はなんにも考えてなかったというか鈍感だったかもしれないが、周りは争い事でああいうことを言っていた可能性はあるなと思った。

・天峰栢のぽこちんシーンは男には不要。

・「家族を思う気持ちなんてわからないです..」のシーン。男の子は、言葉で心を抉られる痛みも何も感じない。みたいなことが書かれていたけど、本当にそうなのか疑問。確かに男の子にはわからないが、成長の過程でいろんなことを体験するので、価値観などは変化する。なので、今は年を重ねたせいか、言葉で心を抉られる痛みは少なくとも感じる。

・「痛みを感じていないのではなく」のシーン。痛いということができなかったのなら傷つけてしまった。といったことが書かれているが、春野嵐子は人と関わりたいとは思えないようだが、本当に関わりたくないなら、相手の気持ちを想定することはしないと思うので、本当はこころのどこかで人に興味があるのではないかと感じた。

・「置いていったら絶対だめだ」のシーン。母の再婚相手が連れてきた天峰栢にあんな顔を見せるなんて意外だなと思った。

・天峰栢は束縛系?

・Day 1の最後のシーン。公園の噴水で春野嵐子にあんな笑顔をみせるとは、いろんな意味でモンスターだと感じた。あとどことなく弟というよりは、作者の描き方なのか、女の子らしさを感じた。

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Kazutaka Kobayashi@論理的思考×課題解決
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