ITサービス業やアプリケーション開発を行うカバー株式会社の財務諸表(第9期半期)を見てみる
今回はカバー株式会社をEDINETで調べることにした。
貸借対照表,バランスシート/BS
「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。
次に純資産の部で利益剰余金。前事業年度(2024年3月31日)が、91億円だったのに対し、当中間会計期間(2024年9月30日)は、113億円と増加しているので、稼いでいる。当中間会計期間(2024年9月30日)の負債合計(140億円)と純資産合計(133億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。
損益計算書
次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)、23億円だったのに対し当中間会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)は、33億円と増加しているので当中間会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)は調子は良かったようだ。最後に報告書をみると、配信/コンテンツ分野は、昨年以降デビューした国内外のタレントが着実に人気化していることに加え、音楽を軸とした多面的なメディアへの露出が拡大したことにより、YouTubeのみに限定されない様々な経路からの集客が進捗。結果、同分野の売上高は4,219百万円(前年同期比22.3%増)。ライブ/イベント分野は、英語圏向けVTuberグループ「ホロライブEnglish」によるライブコンサート『hololive English 2nd Concert -Breaking Dimensions-』やホロライブプロダクション初のワールドツアー『hololive STAGE World Tour’24 -Soar!-』といった海外市場における実績を着実に積み上げる。一方で、昨年度よりも同期間における国内大型ライブコンサートの実施件数は相対的に少なくなる。結果、同分野の売上高は1,493百万円(前年同期比10.1%減)。マーチャンダイジング分野は、前述のトレーディングカードゲーム『hololive OFFICIAL CARD GAME』の売上が想定を上回って拡大したことに加え、小売店販路の拡充が進捗。結果、同分野の売上高は8,810百万円(前年同期比64.3%増)。ライセンス/タイアップ分野は、年初から推進している営業組織の改革の効果が顕在化し始めており、海外クライアント等を含む取引パイプラインが順調に拡大。その結果、同分野の売上高は2,581百万円(同43.2%増)。といったことが書かれている。