システム開発や情報技術のコンサルティングを行う株式会社メディアシークの財務諸表(第25期第3四半期)を見てみる
今回は株式会社メディアシークをEDINETで調べることにした。
貸借対照表,バランスシート/BS
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「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。
次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年7月31日)が、2億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2024年4月30日)は、4億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間(2024年4月30日)の負債合計(7億円)と純資産合計(32億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。
損益計算書
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次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年8月1日 至 2023年4月30日)、3417万円だったのに対し当第3四半期連結累計期間 (自 2023年8月1日 至 2024年4月30日)は、4046万円と増加となっているので当第3四半期連結累計期間 (自 2023年8月1日 至 2024年4月30日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、「コーポレートDX」ビジネスユニットは、主に国内の法人クライアントに対するシステムコンサルティングサービスを実施いたしました。その結果、同ビジネスユニットの当第3四半期連結累計期間の売上高は、253,900千円(前年同期比10.8%増)、セグメント利益は、115,063千円(前年同期比32.4%増)となりました。国内におけるDXの推進によるITサービスの需要拡大の流れを受け、売上高及びセグメント利益は前年同期に比べ増加。また、引き続き、首都圏在住にこだわらない流動的かつ機動的なエンジニア確保のスキームの構築を進める。「画像解析・AI」ビジネスユニットは、主に累計3,600万ダウンロードを達成したスマートフォン向け無料提供アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」を中心としたスマートフォン向け広告収入のほか、各種ライセンス提供に基づく売上を計上。結果、同ビジネスユニットの当第3四半期連結累計期間の売上高は、179,954千円(前年同期比14.11%減)、セグメント利益は、37,611千円(前年同期比54.23%減)。売上高及びセグメント利益の減少は、主力商品である「バーコードリーダー/アイコニット」の売上高が減少していることに起因。広告収入の元となる広告表示回数が増加傾向にある一方で、経済の先行きに係る不確実性の関係から業界全体の広告単価が減少しており、売上高が減少。広告単価の回復傾向については先行きが不透明なため、今後はアプリユーザーから収集する加工食品に関する情報のデータベース化やアプリ内アンケート機能を活用してBtoBに展開していく予定。「ブレインテック・DTx」ビジネスユニットは、DTx、認知機能チェック、医療SI及びNFBエンジン提供等の各種領域で研究開発及び新規事業構築活動を行っている。当第3四半期連結累計期間の売上高は、3,639千円(前年同期比513.7%増)、セグメント損失は、34,908千円(前年同期は29,391千円のセグメント損失)。といったことが書かれている。
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