書籍及び雑誌等の販売を行う丸善CHIホールディングス株式会社の財務諸表(第15期半期)を見てみる
今回は丸善CHIホールディングス株式会社をEDINETで調べることにした。
貸借対照表,バランスシート/BS
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「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。
次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2024年1月31日)、290億円だったのに対し、当中間連結会計期間(2024年7月31日)は、301億円と増加しているので、稼いでいる。当中間連結会計期間(2024年7月31日)の負債合計(757億円)と純資産合計(489億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。
損益計算書
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次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間連結会計期間 (自 2023年2月1日 至 2023年7月31日)、21億円だったのに対し当中間連結会計期間 (自 2024年2月1日 至 2024年7月31日)は、20億円と減少となっているので当中間連結会計期間 (自 2024年2月1日 至 2024年7月31日)は調子は悪かったようだ。最後に報告書をみると、店舗・ネット販売事業の当中間連結会計期間の業績は、和書の売上が堅調であったことに加え、「駿河屋」を2店舗、「絵本の世界を楽しむことのできる空間」をコンセプトとした「EHONS」を4ヶ所(池袋・広島・吉祥寺・静岡)、2025大阪・関西万博オフィシャルストアを8ヶ所(大阪梅田・大阪難波・京都・神戸三宮・広島・福岡・那覇・札幌)、株式会社バンダイのカプセルトイブランド「ガシャポン」の専門店「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」及び「本屋さんのガシャポンのデパート」(高松)をオープンするなど高利益率商品を取扱う新形態の店舗展開に取り組んだ結果、売上高は327億69百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は3億14百万円(前年同期比251.6%増)と増収増益。図書館サポート事業の当中間連結会計期間の業績は、図書館受託館数は期初1,806館から20館増加し、2024年7月末時点では1,826館(公共図書館623館、大学図書館240館、学校図書館他963館)となり堅調に推移。結果、当事業の売上高は186億55百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は15億30百万円(前年同期比12.0%増)と増収増益。といったことが書かれている。
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