オーストラリア議会で16歳未満の子どもがSNSを利用することを禁止する法案が可決の件

NHKの記事「オーストラリア首相 SNS運営会社に対応求める姿勢示す」を読んで、特に興味を引かれたのは、16歳未満の子どものSNS利用を禁止する法律についての12歳の少年の発言でした。彼は「政府はSNSを禁止すべきではない。したとしてもいつでも抜け道がある」と語っており、その内容から彼の知的な視点に驚きを感じました。私が12歳だった頃を振り返ると、そもそもSNS自体が存在せず、法律や規制に関心を持つこともありませんでした。一方で、このシドニーに住む少年は、自分の意見を具体的に述べ、さらに規制が抱える実際の課題や抜け道の存在に言及しています。この発言は、彼が法律の建前と現実のギャップを理解し、批判的に考える能力を持っていることを示唆しているように思われます。12歳という年齢にして、社会的な問題や政策について論じる視点を持つのは、現代の子どもたちが情報にアクセスしやすい環境で育っているからなのか、それとも彼個人の特別な知能の高さによるものなのか、興味深い点です。彼の発言がNHKの記事で紹介されるほど注目を集めた背景には、現代の若者の多様な視点が反映されているのかもしれません。


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Kazutaka Kobayashi
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