アミューズメント用・景品の企画・販売を行う株式会社フォーサイドの財務諸表(第25期半期)を見てみる

今回は株式会社フォーサイドをEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年12月31日)が、11億233万円だったのに対し、当中間連結会計期間(2024年6月30日)は、10億2663万円と増加しているので、稼いでいる。当中間連結会計期間(2024年6月30日)の負債合計(30億円)と純資産合計(15億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間連結会計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)、5384万円だったのに対し当中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)は、マイナス6820万円とマイナスとなっているので当中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)は調子が悪かったようだ。最後に報告書をみると(プライズ事業)当中間連結会計期間は、キャラクターグッズや雑貨系商材を中心に受注件数が堅調に推移。一方で、前年同期はコロナ収束の兆しが見えたことによる需要の増加があったものの、当中間連結会計期間においてはその反動減を補うまでには至らず、売上高は前年同期を下回る。また、輸送費や原材料費が高騰する中、より一層のコスト低減に努めたが、急激な円安進行は収まらず、円換算での仕入コストの上昇に伴い、セグメント利益は減少。以上の結果、売上高は1,205,145千円(前年同期比3.8%減)、セグメント利益は85,399千円(前年同期比22.6%減)。(不動産関連事業)当中間連結会計期間は顧客(不動産会社・賃貸人・賃借人)に寄り添った丁寧な対応に努める。営業面は、家賃債務保証事業における保証料収入に係る新規獲得は前年同期を大きく上回る結果。しかし、同事業の売上収益の計上においては、初回保証料・更新(年間)保証料は保証期間にわたって期間按分計上としており、新規獲得に伴う代理店委託手数料は、支出確定時に全額を費用処理。そのため、営業強化・拡大によって新規獲得件数が増えた結果、損失が発生することとなった。また、費用面においては、滞納者増加等に伴い求償債権回収に係る原価及び貸倒引当金繰入額が増加。以上の結果、売上高は804,599千円(前年同期比2.9%減)、セグメント損失は53,522千円(前年同期はセグメント利益49,350千円)。(コンテンツ事業)当中間連結会計期間は、電子書籍配信サイト「モビぶっく」において引き続き広告宣伝費の抑制に努めながらも、費用対効果の高いプロモーション施策を継続することで、新規顧客の獲得に努める。また、既存ユーザーに対しては、取扱い作品数の拡充やサイトのユーザビリティの向上を図ることで、顧客継続率を高めるための施策を行い、セグメント損失は改善。以上の結果、売上高は40,496千円(前年同期比8.5%増)、セグメント損失は7,940千円(前年同期はセグメント損失8,765千円)。(イベント事業)当中間連結会計期間は、前年同期において「PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000」などの大型イベントを開催したものの、当中間連結会計期間では同様の大型イベントの開催がなかったことが大きく影響し、セグメント損失は増加。以上の結果、売上高は35,671千円(前年同期比60.5%減)、セグメント損失は22,456千円(前年同期はセグメント損失3,453千円)。(マスターライツ事業)当中間連結会計期間においては、Cuugal文化祭や各種コラボイベントが開催され、Cuugalモデルも多数起用されるなど、大きな反響。「Popteen」においては、前連結会計年度にWEBマガジンへとリニューアルを行い、引き続き制作コストの一層の削減を進めたことにより損益は大幅に改善。また、2024年1月1日付けで実施した連結子会社間合併に伴い、引き続き業務効率化及びコスト削減を進めた結果、セグメント利益の計上となった。以上の結果、売上高は88,342千円(前年同期比8.8%減)、セグメント利益は4,373千円(前年同期はセグメント損失2,010千円)。(AI関連事業)当中間連結会計期間は、当事業の開始以降、引き続きAI関連ツールの開発に係る新規顧客の開拓を中心に 営業活動に努め、顧客との間でツールの仕様等につき議論を進めるが、当中間連結会計期間の末日現在においては、開発受託契約の締結には至っていない。一方で、GPUサーバーの販売代理による手数料収入を計上いたしました。以上の結果、売上高は22,200千円、セグメント利益は20,113千円。といったことが書かれている。

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Kazutaka Kobayashi@論理的思考×課題解決
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