GNSS補正情報配信サービスを提供する株式会社ジェノバの財務諸表(第24期)を見てみる

今回は株式会社ジェノバをEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金。前事業年度(2023年9月30日)、22億円だったのに対し、当事業年度(2024年9月30日)は、27億円と増加しているので、稼いでいる。当事業年度(2024年9月30日)の負債合計(4億円)と純資産合計(35億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前事業年度(自2022年10月1日至2023年9月30日)、6億5121万円だったのに対し当事業年度(自2023年10月1日至2024年9月30日)は、6億9491万円と増加となっているので当中間連結会計期間(自2024年1月1日至2024年6月30日)は調子はよかったようだ。業績面は、測量分野において、お客様の屋外での活動に物理的に制限が出てしまう一昨年のような天候による影響等もなく、必要な公共測量作業に準じてお客様のご利用時間も順調に推移。ICT土木、IT農業分野は、当社のサービスが必要とされている状況はさらに拡大しており、建機レンタル会社や道路会社、ゼネコン等からのニーズは強く、また、政府主導の計画もあり、国土交通省が進める土木ICT施工に利用できる工種が広がっており(今後も拡大が検討されております。)、政府が中小企業に対してICT機器の導入を補助金等で後押ししていることなども背景に、順調に契約者数の増加と利用時間の拡大につながった。

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Kazutaka Kobayashi
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