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シャトレーゼのカメムシ混入事件など,メルマガ - 2024/11/08

読者へのメッセージ(小話): エンターテイメント企業である株式会社KADOKAWA、サイバー攻撃の被害損失は「概ね出尽くし」7-9月期の売上影響49億円。サイバー攻撃で約50億円のダメージ。それでも、KADOKAWAは「想定よりマシ」と一安心。日本の企業も、ようやく『サイバー防御』を最新の経営戦略と認識…し始めた? しかし、問題はその意識のギャップ。世界の標準からはまだ遅れたまま、そろそろ“無防備すぎるおもてなし”の心を捨てる時かも。

■今日のトピック

シャトレーゼの菓子にカメムシ混入 包装段階での「偶発的事故」会社が謝罪。シャトレーゼのカメムシ混入事件は、食品業界全体における品質管理の課題を改めて浮き彫りにしました。「偶発的なもの」との説明もありますが、果たしてそれは都合の良い言い訳ではないでしょうか。過去には、品質管理体制が十分に機能していたように見える一方で、今回のような事件が起きてしまった事実からも、何らかの課題が存在することは否めません。まず、直接的な原因としては、包装工程における防虫対策が不十分だった可能性が考えられます。そして根本的な問題として、品質管理システム自体の脆弱性や従業員の意識不足、工場内の環境管理体制に欠陥があった可能性も挙げられるでしょう。また、大規模な生産ラインを持つ企業にとって、全工程を完全に管理することは難しく、どうしても抜け漏れが発生しやすくなります。現に原因究明に2週間を要していることからも、問題の複雑さが伺えます。これを受け、今後はAIやIoTなどの最新技術を活用し、より高度な品質管理システムを導入することで、管理体制を強化すべきではないでしょうか。(もうすでにやっている可能性や導入は検討しているだろうが。)SNSで炎上してからの対応ではなく、事前に対策を講じる姿勢が必要です。今回の事件で、多くの消費者がシャトレーゼの商品を手に取る気を失っているであろうことを考えれば、早急な信頼回復のための対策も求められるでしょう。

夫婦で家事分担、かえって忙しくなるナゾ 増え続ける「ステルス負担」の正体。現代社会における夫婦の働き方は、さまざまな課題をはらんでおり、特に「ステルス負担」という概念が、女性が抱える見えづらい負担を浮き彫りにしています。これは男女間の不平等の一端を示しており、私たちがより働きやすい社会を目指す上で重要な視点となります。家事を夫婦で分担しても忙しさが解消されない背景には、単なる役割分担の割合だけでなく、労働生産性や生活水準の変化、社会全体の男女役割への意識、そして女性が抱える負担の見えにくさといった複合的な要因が絡んでいます。この問題の解決には、個人の取り組みだけでなく、社会全体での意識改革や制度改善が不可欠です。こうした視点を踏まえることで、私たちは共に、より良い働き方や暮らしやすい社会を実現するための具体的な行動を考えるきっかけを得られるでしょう。

「ハリウッドセレブ、大統領選結果に失望絶望 ビリー・アイリッシュ「これは女性に対する戦争」」という記事で考えることは….。

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思春期から抱いてきた「死への恐怖」や「人生の本質」といった根源的な問いは、私に深い探求心を与えると同時に、市場の変化を敏感に察知するための…

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