共同通信 靖国参拝誤報で検証記事配信,取材ではなく"伝言ゲーム"など,メルマガ - 2024/12/03
読者へのメッセージ(小話):流行語大賞に「ふてほど」の件。『ふてほど』って、なんか時代の皮肉みたいな感じだけど、実際にはこの時代そのものが“ふてほど”になっちゃったんじゃないかと思う。今の世の中、規制だ、コンプライアンスだ、ハラスメントだって騒いでるけど、結局みんな自分の価値観や意見を押し付けて、ちょっとでも違うとすぐ叩く。そんなに“適切”を重視するなら、果たして本当にそのやり方が正しいのかって考えてしまいます。
■今日のトピック
共同通信 靖国参拝誤報で検証記事「他社記者の情報うのみに」。共同通信社採用サイトの応募条件を確認しました(https://www.kyodonews.jp/saiyou/recruit/recruit.html)が、「どこでも赴任可能」や「1994年以降生まれ」といった条件を記載する前に、「事実を追求する意志がある人」や「情報を批判的に検証できる力を持つ人」といった、ジャーナリストとしての本質的な資質について記載すべきではないでしょうか。年齢や学歴といった表面的な条件よりも、本当に必要とされる能力に焦点を当てるべきです。これまでの誤報の数々を考えると、「信頼を取り戻す」という言葉の重みをもっと真剣に捉える必要があると思います。記者の仕事は本来、自ら現場で確認し、不明点を徹底的に調査することにあるはずです。しかし、他社の記者の発言をそのまま鵜呑みにして報道するだけでは、誤報が発生するのも無理はありません。それは記者が果たすべき役割を放棄したに等しく、「情報をデリバリーするだけのサービス」と見られても仕方がありません。読者にとっては、まるで冷めたピザを提供されるようなものです。記事にある「取材を分担する」とはどういうことなのでしょうか。一緒に現場にいるのに、それぞれが異なる視点で補完し合うという分業制が機能していないように見えます。他社の記者の「目視」を盲信するのであれば、記者自体が不要になるのではないでしょうか。双眼鏡とノートだけで十分という印象すら抱いてしまいます。さらに、写真部からの確認メッセージを無視し、最終的に「裏を取らなかった」という結果に至るのは、もはや取材ではなく「伝言ゲーム」に過ぎません。本当に信頼されるジャーナリストを採用したいのであれば、「他人の言葉に納得しない批判的思考を持つ人」や「どんな状況でもスクープのために迅速に動ける行動力のある人」といった、ジャーナリストとしての核心に迫る条件を掲げるべきです。そうした資質を備えた人材を採用しなければ、いくら「信頼を取り戻す」と標榜しても、それは空虚なスローガンに過ぎません。まずは、現場で徹底的に検証し、裏付けを取る文化を取り戻すこと。それが読者の信頼回復の第一歩になるはずです。
小型スマホがオワコン化している理由--時代は「薄さ」を追求。近年のスマートフォンは画面の大型化や多機能化が進み、確かに技術的には進化を遂げているように見えます。しかし、これが本当に「便利さ」や「使いやすさ」に繋がっているのかは議論の余地があります。例えば、片手で操作可能だった従来の携帯電話と比較すると、現在のスマートフォンはサイズが大きく、操作が困難になりつつあります。これにより、「進化とは本来、ユーザーの利便性を向上させるものではないのか?」という根本的な疑問が生まれます。また、デザインの均一化も問題です。現在のスマートフォン市場では、外観がほとんど同じで、カメラの数や配置程度しか差異が見られません。かつては所有者の個性を反映するアイテムだったスマートフォンが、均質化によりその役割を失いつつあるといえます。さらに、メーカー主導のトレンド設定も指摘されています。大型画面や折りたたみ構造など、あたかもユーザーが望んでいるかのように見える技術進化が、実はメーカーからの一方的な提案に過ぎないのではないかという批判もあります。
次世代デバイスへの期待
スマートフォンの進化が行き詰まると、新しいデバイスや概念が台頭する可能性があります。具体例として以下が挙げられます:
ウェアラブルデバイス
スマートウォッチやスマートグラスがスマートフォンの役割を補完または代替する可能性があります。これらのデバイスは音声アシスタントやジェスチャー認識を活用し、より直感的な操作を提供できるでしょう。AIアシスタントの普及
物理的なデバイスを持つ必要がなくなる未来も考えられます。AIが生活空間に溶け込み、音声や視線、ジェスチャーだけで全てを操作可能にする「デジタルエージェント」が普及するかもしれません。AR・VRの進化
ARグラスやVRデバイスが情報処理やコミュニケーションの主要なツールとなり、画面を持ち歩く必要性がなくなる可能性があります。バイオテクノロジー
体内埋め込み型のデバイスや脳波で操作する技術の進歩により、従来のデバイスそのものが不要になる未来も想定されます。
「次」の時代への道筋
スマートフォンはこれまで、技術的進化を通じて私たちの生活を変えてきました。しかし、その進化が必ずしもユーザーの利便性や満足感を向上させているわけではありません。今後の技術は、ユーザー体験を中心に据えた「真の進化」が求められるでしょう。スマートフォンそのものが役割を終えるのではなく、日常生活に溶け込む形で再構成される可能性が高いと考えられます。未来のテクノロジーは、便利さや使いやすさを取り戻し、生活に自然に溶け込む新たな形を提示する必要があるのです。
「iPhoneの機能『使いこなせていない』人が約7割! それでも新機種を購入するの?」という記事で考えることは…。
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コンパスを頼りに進め!:迷いの時代に
思春期から抱いてきた「死への恐怖」や「人生の本質」といった根源的な問いは、私に深い探求心を与えると同時に、市場の変化を敏感に察知するための…
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