クラウドセキュリティサービスを提供するSaaS企業であるHENNGE株式会社の財務諸表(第28期)を見てみる

今回はHENNGE株式会社をEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年9月30日)、14億円だったのに対し、当連結会計年度(2024年9月30日)は、23億円と増加しているので、稼いでいる。当連結会計年度(2024年9月30日)の負債合計(52億円)と純資産合計(29億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)、7億円だったのに対し当連結会計年度 (自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)は、10億円と増加となっているので当連結会計年度 (自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)は調子は良かったようだ。最後に報告書をみると、HENNGE One事業は、中小規模の企業を中心とした新規受注の獲得、ユーザ当たり単価の上昇等により、ARRは前連結会計年度末比26.3%増と伸長。結果、HENNGE One事業の売上高は、7,737百万円(前連結会計年度比23.8%増)となりました。また、翌連結会計年度の収益見込みのベースとなるARRは8,753百万円(前連結会計年度末比26.3%増)、当連結会計年度末時点の契約企業数は2,951社(同13.1%増)、契約ユーザ数は2,494,882人(同4.8%増)、直近12ヶ月の平均月次解約率は0.54%(同0.27ポイント増)。次にプロフェッショナル・サービス及びその他事業。クラウド型のメール配信サービス「Customers Mail Cloud」は、新規顧客獲得、既存顧客のアカウント追加等の受注、メール配信料の増加などの他、なりすましメール対策に有効な送信ドメイン認証(SPF/DKIM/DMARC)および送信者ガイドライン対応への需要の高まりも相まって、順調に推移といったことが書かれている。


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Kazutaka Kobayashi
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