日本最大の濾過助剤供給メーカーである昭和化学工業株式会社の財務諸表(第97期第3四半期)を見てみる
今回は昭和化学工業株式会社をEDINETで調べることにした。
四半期貸借対照表,バランスシート/BS
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「四半期貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。
次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年3月31日)が、52億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)は、56億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)の負債合計(63億円)と純資産合計(74億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。
四半期損益計算書
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次に四半期損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日))が、4億6338万円だったのに対し、当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は、4億9857万円と増加しているので、当第3四半期連結累計期間の営業の調子はよかったようだ。最後の報告書をみると、濾過助剤は、当期間は、国内市場における清涼飲料向け、甘味料向け製品などの売上が増加。一方で海外市場においては売上が減少。結果、売上高は前年同期と比べると減少。建材・充填材は、当期間は、国内市場、海外市場とも主に各種充填材向け製品の売上が減少。結果、売上高は前年同期と比べると減少。化成品は、当期間は、プール用をはじめ各種塩素剤の売上が大幅に増加。結果、売上高は前年同期と比べると増加。その他の製品は、当期間は、各種化学品向け製品の売上が増加。結果、売上高は前年同期と比べると増加。といったことが書かれている。
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