現役世代が危ない!SNS詐欺の急増、その裏に潜むデジタル弱者など, メルマガ - 2024/09/12
読者へのメッセージ(小話): 会社で大学院進学を報告した際に、「今から学ぶことが役に立つのか」「業務に生かせるのか」と質問される場面や、転職の準備だと疑われる雰囲気を感じる人もいるようです。しかし、「役に立つか」「業務に生かせるか」という視点にとらわれすぎるのではなく、重要なのは「自分が何に興味を持ち、何を学びたいか」という点です。日本では、他人の目を気にしたり、周囲の反応を伺う文化が根強いですが、最終的には他人がどう思うかに左右されるべきではありません。自分の興味や学びの意欲を尊重し、外部の評価に依存しない選択をすることが大切です。
■今日のトピック
SNS型投資・ロマンス詐欺被害、県内で急激に増加…狙われる現役世代。この記事を読んで気になった点は、詐欺の被害者が高齢者だけでなく、40~60歳代の現役世代にも広がっていることです。現役世代であれば、SNSなどの媒体を通じて投資詐欺やロマンス詐欺に関する情報に接する機会が多いはずです。それにもかかわらず、詐欺にあう人がいるというのは、デジタルリテラシーが不足している、いわゆる「情報弱者」である可能性が高いと言えます。また、デジタルツールを効果的に使いこなせておらず、加えて自己判断力が低下している可能性も考えられます。さらに、記事では、守山市の女性がインスタグラムで知り合った外国籍を名乗る男性に好意を抱き、5月から7月にかけて現金や暗号資産合わせて3500万円相当を騙し取られたと報じられています。このような事例を見ると、高齢者が詐欺のターゲットにされやすいという風潮(「完全に高齢者を馬鹿にしていること」)に対して、高齢者自身がもっと警戒心を持ち、詐欺の被害に遭わないように自分を守る努力が必要だと感じます。詐欺被害にあうのは、情報の不足やデジタル社会への対応力の欠如が原因の一つであり、年齢にかかわらず、全ての世代が自らを守るための知識とスキルを身に着ける必要があると考えます。
一方で、オンライン詐欺との接触経験、高齢者ほど多いが実際に騙されているのは若年層【ビッグローブ調べ】という記事では、最近の調査によると、高齢者はオンライン詐欺に接触する機会が多い一方で、実際に被害に遭うのは若年層であることが明らかになっています。特に若年層は、詐欺を見抜くためのポイントを理解しているものの、自信を持てない人が多いようです。この現象の背景には、学校教育が影響している可能性があります。さらに、フェイクニュースや偽情報に関する調査では、特に20代・30代の男性がそれらを信じて拡散した経験が多いことがわかりました。この世代は情報に触れる機会が豊富であるにもかかわらず、なぜ信じてしまい拡散するのかという疑問が生じます。考えられる要因として、批判的思考が十分に育まれていないことや、ゼロベースで考える機会が少ないことが挙げられます。この問題を解決するためには、教育現場で批判的思考や論理的判断力を育成することが重要です。また、情報の信ぴょう性を評価する能力を養うための教育も必要です。若い世代が自信を持って正しい情報を選別できるような環境を整えることが求められています。しかし、SNSなどのプラットフォームでは、誰もが自由に意見を発信できるため、本当の情報を見極めることは非常に困難です。このような状況を踏まえ、私たちは情報リテラシーを高めるための取り組みを強化する必要があります。
101歳の化粧品販売員が伝授!やりたい仕事を思いきりやるためのアドバイス。この記事を読んで特に重要だと感じた点は、まず「思い立ったらすぐ行動することの重要性」です。何かに興味や関心を持った瞬間、それをすぐに行動に移すべきだという考え方です。このタイミングで行動を決めることは、多くの場合、すでに内心で決断されていることであり、先延ばしにすることで後悔が生まれるのだと私は考えます。次に、商売や成功において「時勢に乗ること」の大切さです。時代や社会の流れに適応し、機会をうまく捉えるためには、常に情報に敏感である必要があります。時代の変化やトレンドをキャッチするためには、日々情報を収集し、自分の感覚を研ぎ澄ませておくことが不可欠です。
「“野菜のサブスク”で「世界一おいしいごはんを食べられる新潟をつくる」 農家と消費者がともに“未来の農業”を目指して」という記事で考えることは…。
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コンパスを頼りに進め!:迷いの時代に
思春期から抱いてきた「死への恐怖」や「人生の本質」といった根源的な問いは、私に深い探求心を与えると同時に、市場の変化を敏感に察知するための…
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