EC・通販企業支援を行う株式会社ブランジスタの財務諸表(第24期)を見てみる

今回は株式会社ブランジスタをEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年9月30日)、10億円だったのに対し、当連結会計年度(2024年9月30日)は、16億円と増加しているので、稼いでいる。当連結会計年度(2024年9月30日)の負債合計(13億円)と純資産合計(36億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前連結会計年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)、6億円だったのに対し当連結会計年度 (自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)は、9億円と増加となっているので当連結会計年度 (自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)は調子は良かったようだ。最後に報告書をみると、プロモーション支援事業は、当連結会計年度においては、「アクセルジャパン」が好調に推移し、業績拡大を続ける。全国規模での販売を実現し、新規売上が増加。また、カスタマーサクセスを強化し、導入後の支援を充実させることによって顧客満足度が向上し、契約更新数が好調に推移。以上の結果、プロモーション支援事業は、売上高1,667百万円(前年同期比55.3%増)、セグメント利益657百万円(同78.4%増)。メディア事業では、当連結会計年度においては、電子雑誌「旅色」の地方自治体とのタイアップ広告の売上が減少した一方で、宿泊施設や飲食店などの民間企業の広告売上は増加。また、「旅色」のコンテンツ強化による自然流入での利用者増加に伴う広告費の効率化で利益率が向上し、増益。以上の結果、メディア事業は、売上高2,109百万円(前年同期比6.6%減)、セグメント利益260百万円(同21.5%増)。ソリューション事業では、ECサポートやウェブサイト制作・運営等の各種ソリューションサービスを提供。当連結会計年度は、新たに開始した3Dホログラム技術を用いた映像演出サービスの提供による売上が寄与し売上高が増加。また、効率的なECサポート運営を行い費用が減少した結果、利益率が向上し、増益。以上の結果、ソリューション事業は、売上高972百万円(前年同期比0.2%増)、セグメント利益197百万円(同23.9%増)。といったことが書かれている。


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Kazutaka Kobayashi
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