サイバーセキュリティコンサルティングなどを提供する株式会社IDホールディングスの財務諸表(第57期半期)を見てみる
今回は株式会社IDホールディングスをEDINETで調べることにした。
貸借対照表,バランスシート/BS
「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。
次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2024年3月31日)が、97億円だったのに対し、当中間連結会計期間(2024年9月30日)は、103億円と増加しているので、稼いでいる。当中間会計期間(2024年6月30日)の負債合計(65億円)と純資産合計(126億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。
損益計算書
次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)、14億円だったのに対し当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)は、17億円と増加となっているので当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、サービスごとの業績は、まずシステムマネジメント。大手ITベンダーや金融関連顧客におけるデータセンター移設関連案件を含む受注拡大や新規案件の獲得、労務費や外注費の上昇を反映した単価の見直しなどにより、売上高は75億28百万円(同4.4%増)。次にソフトウェア開発。公共および金融関連顧客における受注拡大や大手ITベンダーへの営業強化による取引の拡大などにより、売上高は59億78百万円(同5.6%増)。次にITインフラ。大手ITベンダーにおける取引や、公共、金融ならびに運輸関連顧客における受注拡大などにより、売上高は18億29百万円(同31.0%増)。最後にサイバーセキュリティ・コンサルティング・教育。サイバーセキュリティおよびコンサルティングにおける受注拡大などにより、売上高は18億19百万円(同21.1%増)。といったことが書かれている。