炭素製品、セラミックス、ガス発生装置の製造をおこなう東洋炭素株式会社の財務諸表(第83期)を見てみる
今回は東洋炭素株式会社をEDINETで調べることにした。
貸借対照表,バランスシート/BS
「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。
次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年12月31日)が、617億円だったのに対し、当中間連結会計期間(2024年6月30日)は、645億円と増加しているので、稼いでいる。当中間連結会計期間(2024年6月30日)の負債合計(144億円)と純資産合計(897億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。
損益計算書
次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間連結会計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)、46億円だったのに対し当中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)は、58億円と増加しているので当中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)は調子がよかったようだ。最後に報告書を見てみると、日本。半導体用は主にSiC半導体向けの強い需要に支えられ前年同期を大きく上回った他、工業炉用や放電加工電極等が堅調に推移したこと等により、売上高14,143百万円(前年同期比14.9%増)、営業利益5,515百万円(同34.4%増)。米国。半導体用や連続鋳造用・工業炉用等の冶金用が好調であったこと等により、売上高2,524百万円(同22.0%増)、営業利益222百万円(同45.7%増)。欧州。主力の冶金用が好調に推移した他、半導体用が伸長し、カーボンブラシ製品も前年同期を上回ったこと等により、売上高2,764百万円(同13.9%増)、人件費等の影響により営業損失48百万円(前年同期は98百万円の営業利益)。アジア。カーボンブラシ製品の販売が家電向け小型モーター用を中心に緩やかに回復したものの、工業炉等の冶金用が低調に推移したこと等により、売上高6,851百万円(前年同期比0.8%減)となり、営業利益604百万円(同57.6%増)。といったことが書かれている。
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