マルちゃんでおなじみの東洋水産株式会社の財務諸表(第76期第3四半期)を見てみる

今回は東洋水産株式会社をEDINETで調べることにした。

連結貸借対照表,バランスシート/BS

「連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年3月31日)が、3261億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)は、3538億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)の負債合計(1019億円)と純資産合計(4452億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

連結損益計算書

次に連結損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)が、318億円だったのに対し当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は、480億円と増加しているので、当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、水産食品事業は、コンビニエンスストアの来店客数や業務用・外食用食材の需要回復から販売が伸長し、前浜事業が好調に推移したことやふるさと納税返礼品の納入があったこと等から増収。海外即席麺事業は、米国では第1四半期連結会計期間に発生した一部得意先の在庫調整による影響はあったものの、7月以降の受注数量は、主力商品の「Instant Lunch」シリーズ、新商品を発売した「Bowl」シリーズを中心に前期を上回って推移したこと、メキシコでは主力商品のカップ麺、袋麺ともに好調に推移したこと、及び2022年10月に米国、メキシコで実施した価格改定による販売単価の上昇により増収。国内即席麺事業は、6月に実施した価格改定や猛暑等の影響により厳しい環境ではありましたが、需要は回復。カップ麺では「麺づくり」シリーズや「焼そば」シリーズ等が苦戦いたしましたが、主力商品の「赤いきつねうどん」「緑のたぬき天そば」が堅調に推移し、「MARUCHAN QTTA」シリーズや「麺之助」シリーズ、「ごつ盛り」シリーズ等が牽引し増収となりました。袋麺では「マルちゃん正麺」シリーズが堅調に推移いたしましたが、「マルちゃんZUBAAAN!」シリーズが目標に届かず減収。といったことが書かれている。

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Kazutaka Kobayashi@論理的思考×課題解決
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