映像機器、IT機器・サービスの提供などを行うテクノホライゾン株式会社の財務諸表(第15期半期)を見てみる

今回はテクノホライゾン株式会社をEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2024年3月31日)、40億円だったのに対し、当中間連結会計期間(2024年9月30日)は、36億円と減少しているので、稼いでいない。当中間連結会計期間(2024年9月30日)の負債合計(268億円)と純資産合計(106億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)、1億6131万円だったのに対し当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)は、1億4833万円と減少となっているので当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)は調子は悪かったようだ。最後に報告書をみると、映像&IT事業。シンガポールの子会社2社(アジア地域でのサイバーセキュリティ製品の卸売及びオフィス機器やAVシステムの販売)は、引き続き堅調に推移。海外教育市場では、アメリカ及びヨーロッパの子会社が堅調に推移し収益に貢献。国内の教育市場向けの書画カメラや電子黒板の販売は、文部科学省による2019年から開始したGIGAスクール構想(生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備)で導入した機器の入れ替えが進み、前年同中間期対比では増加。結果、映像&IT事業における当中間連結会計期間の売上高は16,413百万円(前年同中間期比11.0%増)、営業利益は434百万円(前年同中間期は営業損失21百万円)。次にロボティクス事業。国内のFA関連機器等の販売では、国内子会社のはんだ付けロボットは堅調に推移したが、国内の量産機や検査装置が前年同中間期実績を下回る。一方、中国では工場の設備投資環境悪化の長期化に備え、経費削減による体質強化に努める。結果、ロボティクス事業における当中間連結会計期間の売上高は7,090百万円(前年同中間期比16.6%減)、営業損失は290百万円(前年同中間期は営業利益187百万円)。といったことが書かれている。

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Kazutaka Kobayashi
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