遠心分離機を中心とする分離機器の製造販売など行う巴工業株式会社の財務諸表(第95期第2四半期)を見てみる

今回は「巴工業の純利益41%増 11〜7月期、部品・修理がけん引」という記事が気になったので、巴工業株式会社をEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年10月31日)が、329億円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2024年4月30日)は、343億円と増加しているので、稼いでいる。当第2四半期連結会計期間(2024年4月30日)の負債合計(124億円)と純資産合計(384億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第2四半期連結累計期間 (自 2022年11月1日 至 2023年4月30日)、20億円だったのに対し当第2四半期連結累計期間 (自 2023年11月1日 至 2024年4月30日)は、29億円と増加となっているので当第2四半期連結累計期間 (自 2023年11月1日 至 2024年4月30日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、機械製造販売事業では、国内官需向け機械の販売が伸び悩んだものの装置・工事および部品・修理の販売が伸び、国内民需向けの販売が全般的に好調だったことに加えて海外向け部品・修理の販売が前年度からの繰越案件もあり、大きく伸長したことから当四半期連結累計期間の売上高は前年同期比25.9%増加し7,302百万円。化学工業製品販売事業では、合成樹脂関連全般、電子材料関連の半導体組立用途向け材料が伸び悩んだものの、機能材料関連の半導体製造用途向け材料、工業材料関連の建材・耐火物向けを主とした材料、鉱産関連の建材・自動車用途向けを主とした材料、化成品関連のコーティング用途向け材料等を中心に販売が伸長したことから当四半期連結累計期間の売上高は前年同期比5.0%増加し19,277百万円。といったことが書かれている。


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Kazutaka Kobayashi@論理的思考×課題解決
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