大手電機メーカーである富士電機株式会社の財務諸表(第148期)を見てみる
今回は富士電機株式会社をEDINETで調べることにした。
貸借対照表,バランスシート/BS
「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。
次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年3月31日)が、3649億円だったのに対し、当連結会計年度(2024年3月31日)は、4231億円と増加しているので、稼いでいる。当連結会計年度(2024年3月31日)の負債合計(6097億円)と純資産合計(6614億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。
損益計算書
次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)、888億円だったのに対し当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)は、1060億円と増加となっているので当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、エネルギー部門。発電プラント分野及び器具分野の需要減少等があったものの、エネルギーマネジメント分野における大口案件の増加及び施設・電源システム分野の需要拡大により、売上高、営業損益ともに前期を上回りました。インダストリー部門。オートメーション分野、社会ソリューション分野及び設備工事分野の需要増加等により、売上高、営業損益ともに前期を上回る。半導体部門。半導体分野は、第4四半期において部材調達影響による生産減及び売上減があったものの、電動車(xEV)向けパワー半導体の需要拡大により、売上高は前期を上回る。営業損益は、パワー半導体の生産能力増強に係る費用の増加、原材料価格の高騰があったものの、売上高の増加により、前期を上回る。食品流通部門。自販機分野は、国内の需要拡大に加え、原価低減の推進等により、売上高、営業損益ともに前期を上回る。といったことが書かれている。