産業用機器製造を行う株式会社ヒラノテクシードの財務諸表(第101期半期)を見てみる

今回は株式会社ヒラノテクシードをEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2024年3月31日)が、336億9348万円だったのに対し、当中間連結会計期間(2024年9月30日)は、336億5393万円と減少しているので、稼いでいない。当中間連結会計期間(2024年9月30日)の負債合計(250億円)と純資産合計(386億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間連結会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)、7億円だったのに対し当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)は、10億円と増加となっているので当中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、塗工機関連機器は、EV業界の成長が予想以上に鈍化したことに加え、部材や人件費の高騰により生産コストは上昇傾向となったが、北米における機械装置の架台や電気工事などの付帯工事等が寄与し売上高、受注高共に堅調に推移。結果、売上高は20,629百万円(前年同期比13.2%増)、セグメント利益は1,364百万円(前年同期比48.6%増)。受注残高、51,256百万円(前期末比8.1%減)。化工機関連機器は、中心となる電子材料関連の成膜装置の売上高が低調となり、売上高2,941百万円(前年同期比9.8%減)。利益面は、売上高の減少による固定費率の上昇に加え、一部の案件にて顧客との仕様決定並びに機械装置の調整に想定外に時間を要したことにより工数並びに外注費用が大幅な増加となり、セグメント利益は244百万円(前年同期比51.6%減)。受注残高、4,828百万円(前期末比20.2%減)。最後にその他は、染色整理機械装置、各種機器の部品の製造及び修理・改造などを行っているが、高利益率の案件の計上により、売上高は817百万円(前年同期比4.7%減)、セグメント利益は149百万円(前年同期比215.0%増)。受注残高は、902百万円(前期末比9.6%減)。といったことが書かれている。


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Kazutaka Kobayashi@論理的思考×課題解決
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