商業施設・展示施設の内装・展示物等の製作の株式会社丹青社の財務諸表(第66期第3四半期)を見てみる

今回は株式会社丹青社をEDINETで調べることにした。

四半期連結財務諸表,バランスシート/BS

「四半期連結財務諸表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年1月31日)が、217億5827万円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年10月31日)は、216億6558万円と減少しているので、稼いでいない。当第3四半期連結会計期間の負債合計(170億円)と純資産合計(299億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

四半期連結損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間(自2022年2月1日至2022年10月31日)が、3億円だったのに対し、当第3四半期連結累計期間(自2023年2月1日至2023年10月31日)は、19億円と増加しているので、当第3四半期連結累計期間の営業の調子はよかったようだ。最後に報告書をみると、商業その他施設事業は、経済活動の制限が緩和されたことにより前年同四半期に比べ需要は回復し、主に百貨店、ショッピングセンター・専門店ビル等の大型店や、アミューズメント施設、ホテル、駅ビル・空港関連施設等の新改装案件が増加。チェーンストア事業は、経済活動の制限が緩和されたことにより、前年同四半期に比べ需要は回復し、主に飲食店分野やその他専門店分野の新改装案件が増加。文化施設事業は、収益性の高い案件が減少したこと等から売上高、セグメント利益ともに前年同四半期を下回る。その他は、経済活動の制限が緩和されたことにより、ディスプレイ業以外の事務サービス等についても前年同四半期に比べ需要は回復。といったことが書かれている。経済活動の制限が緩和されたことで需要が回復している。


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Kazutaka Kobayashi@論理的思考×課題解決
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