SBIホールディングス傘下のSBI新生銀行の財務諸表(第24期第1四半期)を見てみる

「SBI新生銀行 上場廃止 公的資金の返済が課題」という記事が目についたので、EDINETで株式会社SBI新生銀行を見てみることにした。

・四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

まずは「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と気になるものに着目する。資産の部から。まず貸出金で前連結会計年度(2023年3月31日)が、6兆8888億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、7兆1447億円と増加している。次に現金預け金で前連結会計年度(2023年3月31日)が、1兆9928億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、1兆9061億円と減少している。次に有価証券で前連結会計年度(2023年3月31日)が、1兆5727億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、1兆4456億円と減少している。次に割賦売掛金で前連結会計年度(2023年3月31日)が、1兆5727億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、1兆4456億円と減少している。次に支払承諾見返で前連結会計年度(2023年3月31日)が、8427億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、8535億円と増加している。次に負債の部。預金で前連結会計年度(2023年3月31日)が、7兆8534億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、7兆7706億円と減少している。次に譲渡性預金で前連結会計年度(2023年3月31日)が、2兆1288億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、2兆3260億円と増加している。次に支払承諾で前連結会計年度(2023年3月31日)が、8427億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、8535億円と増加している。次に借用金で前連結会計年度(2023年3月31日)が、6070億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、5937億円と減少している。

そして利益剰余金。前連結会計年度(2023年3月31日)が、3903億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、4010億円と増加しているので、第1四半期連結会計期間は稼いでいる。第1四半期連結会計期間の負債合計(12兆9244億円)と純資産合計(4010億円)のバランスをみると、負債合計が上回っている。

・四半期連結損益計算書

次に損益計算書(PL)。まずは経常収益は、前第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、958億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、1293億円と増加している。次に資金運用収益は、前第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、371億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、613億円と増加している。次に経常費用は、前第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、985億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、1146億円と増加している。次に営業経費は、前第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、391億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、413億円と増加している。次に経常利益又は経常損失(△)は、前第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、マイナス27億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、147億円と増加している。次に四半期純利益又は四半期純損失(△)は、前第1四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、マイナス59億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、131億円と増加する結果となっている。


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