スマホ充電器グローバルシェアリングサービスを展開する株式会社INFORICHの財務諸表(第10期半期)を見てみる

今回は株式会社INFORICHをEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年7月31日)が、マイナス29億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2024年4月30日)は、11億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間(2024年4月30日)の負債合計(76億円)と純資産合計(36億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間連結会計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)、2734万円だったのに対し当中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)は、4億1391万円と増加となっているので当中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、2023年4月に行った株式会社電通の調査に基づく当社の推計では、帰宅するまでにスマートフォンの充電が切れる人は約3,950万人、さらにそのうちの1,600万人は1日の外出時間中に最低2回以上の充電を必要。スマートフォンに使用されているリチウムイオン電池は、約600回の充電(概ね2年程度の使用)によって充電容量が80%に低下する特性を持っている。しかし、スマートフォンの高価格化が進んだ現在、スマートフォンの買い替えサイクルは4年7ヶ月に長期化しています(2022年度版の内閣府・消費者動向調査による)。この頃には、充電容量は新品時の30%程度にまで低下してしまいます。生活をする上でスマートフォンが欠かせないものになっている現在、数年以上使用したスマートフォンを使っている人が外出中に充電したいと感じることは自然なこと。ディスプレイの高精細化やアプリケーションの高容量化、5G対応などによって、スマートフォンの平均消費電力量は17.9%と、内蔵電池容量以上に増加。以上のことから、外出中の充電のニーズは非常に高く、今後も高まっていくものと想定。このような状況の中、ChargeSPOT事業の拡大に取り組むべく、積極的な投資を進めるとともに、パートナー企業との連携を強化。また、バッテリースタンドの設置台数は2024年6月末時点で当社グループ全体では53,124台、国内では44,199台となり「どこでも借りられて、どこでも返せる」の実現に向けて増加。結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高は4,584,949千円(前年同期比39.4%増)、営業利益は413,912千円(前年同期比1,413.9%増)といったことが書かれている。


よろしければ執筆費用をサポートお願いします!助けてください。