丸美屋食品工業 “釜めしの素”に虫の一部混入,品質管理強化?今まで何してた? - 2024/11/26
読者へのメッセージ(小話): 上場企業の早期・希望退職の募集人員がハイペースで推移の件。「早期・希望退職」の募集が相次いでいるけど、結局何がしたいのかよくわからない。企業側は「経済の変化」や「新規分野への進出」を理由にしてるけど、要するに「利益が足りない」ってことじゃないか。だったら、まずは上層部が豪華な経費や無駄な投資を見直しする必要があると思います。リストラで1万人超えって、いったいどういうことなのか。社員を切り捨てたからって、会社がうまくいくわけじゃない。結局、残った社員が頑張っても、モチベーションが下がるだけで、組織の力が弱くなるだけだろう。企業が本当に目指すべきなのは、新しい市場や技術での成長だろうけど、そのためにはまず働く環境が整っていることが基本。リストラをする前に、せめて社員が活き活きと働ける環境作りを考えたほうがいいのではないでしょうか。
■今日のトピック
丸美屋食品工業 “釜めしの素”に虫の一部混入で自主回収。食品メーカーが「品質管理を強化します」と発表するたび、多くの消費者が心の中でこう突っ込むのではないでしょうか。「今まで何してたの?」と。特に今回のようなゴキブリ混入事件では、その疑念は一層深まります。食品への異物混入は「うっかり」では済まされない問題であり、品質管理体制の甘さが露呈した以上、企業としての責任が問われるのは当然です。異物混入は偶発的だと言い訳することも可能かもしれません。しかし、混入経路すら特定できていない現状を見る限り、管理体制が根本から甘いのではないかとの疑念を拭えません。「再発防止に努めます」という言葉も、具体的な改善策が伴わなければ単なる空約束に過ぎません。消費者が求めているのは、具体的な行動と透明性です。今回の問題の商品は新潟県の委託工場で製造されましたが、本社が委託先の品質管理をどの程度監視していたのか、疑問が残ります。委託先に生産を任せることでコストを削減する一方で、品質管理の責任が分散し、問題発生時の迅速な対応が困難になるリスクは十分に予見できたはずです。それを怠った結果としての今回の事態に対し、「代金相当のギフトカード」を送るという対応が、果たして消費者の信頼回復に繋がるでしょうか。補償として最低限の措置かもしれませんが、ブランドイメージを損なった責任は、それだけでは到底補いきれません。さらに、この問題は単に丸美屋という一企業に留まらず、食品業界全体への不信感を広げる結果を招いています。消費者にとって「他のメーカーの商品は大丈夫か?」という疑念が生じるのは当然であり、その不安を払拭するためには業界全体での取り組みが求められます。共通ルールの策定や外部監査の強化など、業界全体で信頼回復に向けた努力を行う必要があるでしょう。
「SNSでのトラブル」6割以上が経験。SNSは便利で楽しいツールだということは、誰もが知っています。しかし、便利な道具ほど誤った使い方をすれば危険です。包丁は料理のための道具ですが、人に向ければ一瞬で凶器になります。それと同じように、SNSも使い方次第で人を傷つける「凶器」になり得るのです。匿名だからと好き放題発言する人もいますが、そういう人たちは結局「ネットの中でしか存在感を示せない小物」にすぎません。そして、その発言に傷つくのは相手だけではなく、自分自身もです。後から「なんであんなことを言ったんだ」と後悔する姿は、他人事ながら笑えないものがあります。道具に振り回される人間というのは、どこか滑稽で哀れです。それでもSNSを「怖い」と言いつつ、やめられない人が多いのは不思議です。火傷するとわかっていながら火に手を伸ばすようなものですが、それこそが現代の人間の寂しさを象徴しているのかもしれません。「誰かに認められたい」「つながりたい」という欲求があるからこそ、人はSNSをやめられない。しかし、その欲求を満たすために他人を傷つけたり、自分が傷ついたりするのでは、本末転倒もいいところです。結局、SNSは「人間の本性を映し出す鏡」にすぎません。ツール自体に善悪はなく、使う人間次第でその価値が決まります。人を攻撃することに快感を覚えるような使い方をする限り、どんな道具を使っても同じ問題が起こるだけです。もしSNSを使い続けるなら、道具に振り回されるのではなく、自分の発言や行動がどのような影響を及ぼすのかを冷静に考えるべきではないでしょうか。寂しさを埋めたいなら、まずはその寂しさを自覚し、それに振り回されない強さを持つことが必要です。
「企業を実際にサイバー攻撃してみたら…? 実例から学ぶ中堅・中小のセキュリティ対策」という記事で考えることは….。
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