電機メーカーであるサンデン株式会社の財務諸表(第99期)を見てみる

今回はサンデン株式会社をEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年12月31日)が、マイナス201億円だったのに対し、当中間連結会計期間(2024年6月30日)は、マイナス196億円とマイナスが改善しているので、稼いでいる。当中間連結会計期間(2024年6月30日)の負債合計(1475億円)と純資産合計(254億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間連結会計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)、マイナス44億円だったのに対し当中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)は、マイナス33億円と増加しているので当中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)はマイナスが改善されているようだ。最後に報告書をみると、世界の自動車生産台数が前年同期と同水準で推移したものの、主力の欧州地域では前年同期比で減少。しかし、為替相場が大きく円安になった影響により、当中間連結会計期間の売上高は、94,177百万円(前年同期比7.6%増)。営業損失については、円安による為替影響、生産性改善活動等の諸施策により収益性は改善に向かっているものの、原材料価格の高騰に加え、中長期的な成長に向けた新規商権の獲得による研究開発費用の増加(前年同期比11.0%増)等があり、3,396百万円(前年同期は営業損失4,415百万円)。といったことが書かれている。


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Kazutaka Kobayashi@論理的思考×課題解決
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