「あたしンち」はおばあちゃん、母、そして私にまで受け継がれている。
アニメより漫画派の私が唯一飽きずに見ているアニメは「あたしンち」である。
1話が8分くらいと見やすく、ほのぼのしていて朝の支度をしながら見るのに丁度いいのだ。
ユズに甘くてみかんに厳しいお母さん、素直で可愛らしいみかん、ちょっと神経質でこだわり多めのユズ、せっかちで無口なお父さん。
そんなタチバナ家の日常を見るのが大好きなのである。
元々、「あたしンち」を知るきっかけとなったのは、おばあちゃん家にあたしンちの漫画が置いてあったからである。
おばあちゃん家に行くたび、あたしンちを読むことが日課となっており、子どもながらに夢中になって読んでいた。
もちろん、私のお母さんも、おばあちゃんの影響であたしンちをよく見ていた。おばあちゃんから漫画を借りて、家でも皆で読んでいたのだ。
こうして、おばあちゃん、お母さん、私へと「あたしンち」が受け継がれているのは、中々感慨深いものがある。
私にもいつか子どもが産まれたら、責任を持ってあたしンちを受け継がせていただこうと思う。
ちなみに、一番好きなキャラはしみちゃんである。私もしみちゃんに灰皿渡したい。