見出し画像

初マタままの出産記録【陣痛開始から出産までのリアル】怒涛の12時間

2023年1月に第一子を無地に出産した私の、陣痛開始から出産までの怒涛の12時間のリアル。これから出産を控えている方に参考にしていただいたり、出産をされた方に共感していただけると嬉しいです^^

【出産前々日の夜】最後の旦那さんと2人時間

この日はまさか翌日に陣痛と闘うことになるとは思いもしておらず、自分の27回目の誕生日のお祝いに、旦那さんと2人で自宅近くの焼肉店を訪れていました。胎動を感じるのはいつものことだったので、特に焦ることもなく、あと5日に迫っていた予定日を心待ちにしていました。

【出産前日の朝】妊婦検診で激痛の内診

臨月から週一回のペースになった妊婦健診。息子くんは一向にエコーで顔を見せてくれず、ただ元気に成長していることは確かでした。
前日時点でも、わたしの体重はまったく増える見込みがなく、妊娠前+4.0kg。息子くんはというと、推定3300〜3500gになっており、「ビックベビーかもしれないね」と先生からのひやっとする言葉。ママの体に対して大きくなりすぎると負担だから、ちょっと刺激しようか…と言われたの後の内診、結構痛かったな😟
「これで今日の夜から明日の朝に産まれるかもしれないから、帰ったらシャワーしてみてね。」と言われて検診が終わりました。

【出産前日の昼】お腹に違和感が…

何とか痛みを乗り越えて自宅に到着。内診によるものなのか、いつもと違うお腹の張り方を感じていました。先生に言われた通り、すぐにシャワーをして、ついでに洗濯や掃除も済ませておきました。まだ一通りの家事はできるくらいに普通ではあったんです。
ただ、お腹に食べ物を入れたい気持ちにはならず、昼食は簡単にバナナとみかん、ぶとうにしました。妊娠期は食欲不振になっていましたが、フルーツだけは大丈夫だったので、かなり助けられていたと思います!

【出産前日 20:00】ついに前駆陣痛開始!

簡単な昼食の後は、一昨日に依頼されていた業務委託の仕事をしていました。気づけばあっという間に夕方になっていましたが、やはり空腹にはならず…ひとまず旦那さんの帰りを待ってから何か食べようかな、と考えていたのが18:00頃だったと思います。
そして時間が経過して20:00になった頃。生理痛のような痛みがやってきました。まだ仕事ができちゃうくらいの痛みだったので、しばらくは無視して業務委託の仕事をしていたのを覚えています(笑)

【出産前日 22:30】耐えられず病院に向かう

生理痛のような痛みがきてから約2時間。痛みの範囲、強さともに大きくなっていきました。そろそろ陣痛タイマーってのを使うのか?!と、よくわからない状況に。
22:00前に帰宅した旦那さんが心配そうにしてくれつつ、何か食べないとダメだとご飯を作ってくれていましたが、もはや水を飲むために起き上がるのも辛いレベルの痛みになる瞬間もありました。案の定、夜ご飯どころではなく…(せっかく作ってくれてたのにごめんね🥲)
22:30頃、痛みの感覚が10分くらいになった(なった気がした)ので、病院に電話。状況を説明すると、そろそろ病院に来ましょうかと言われたので、準備していた入院バッグを旦那さんに持ってもらい、アプリでタクシーを配車。家から車で7分の産院に向かいました。この時旦那さんがいてくれて本当に助かった〜

【出産前日深夜~当日】忘れたい闘いの時間からの我が子とご対面

病院に到着したのは23:00頃でした。歩くのもやっと…という痛みの波もありましたが、優しい看護師さんに案内され、お部屋に移動。そのまま入院することになりました。
この時、何故か発熱しており、37.7℃。まだ新型コロナウイルスの感染が落ち着いていない時期だったので、PCR検査も追加で受けることに。結果はすぐに出るみたいでしたが、この時点で立会い出産不可と言われ、旦那さんは帰宅…1人での闘いが始まろうとしていました。
24:00になり、日付が変わった頃も痛みはおさまるどころが次第に強さを増していました。寝ても座っても立っても、どうにもならないんです🥲そんな中でしたが、事前の検査で溶連菌を持っていると分かっていたので、左手に太めの針で抗生剤を注入され続け、加えて、発熱の原因を確かめるための採血もされました。寒気はありませんでしたが、熱は38.0℃まで上がっていました。(結局、コロナ陰性で、最後まで発熱の原因は分からないまま終わりました笑)

それから出産に至った08:25までの時間は、痛みとの格闘。私の場合は、とにかく腰が痛くてもがいたのを覚えています。体力がいるから何か食べたほうがいいよな…と思いつつも、そんな余裕はなく、寝ることもできませんでした。トイレも苦痛過ぎて、少しのトイレのために何十分もかかっていました。

ついに赤ちゃんとのご対面までのカウントダウンが始まったのが、入院した日の翌朝07:40頃。助産師さんから「あと1時間くらいで会えるかもしれませんね」と言われたのを覚えています。陣痛は面白いもので、痛い時間とそうでない時間が交互にくるので、一瞬だけ激痛を忘れられるんですよね。とは言っても、痛みのない時間に「またあの痛みがきちゃうのか…」と待つのも辛いんですけどね(笑)

07:50あたりからは助産師さん3人にとっても支えられました。立ち会いができなかったので、助産師さんの手を握らせていただきました(笑)いきむタイミングも丁寧に指示してもらい、大変助かりました。私の場合、最後の最後まで陣痛間隔が8〜10分だったので苦労しましたが、結果的には助産師さんにお腹を押してもらうことで、赤ちゃんとのご対面を果たしました!(この部分は内出血していました笑) 3240gの産声の元気な男の子。本当に感動の瞬間でした。

【出産を終えて】産後2時間の私

出産後はカンガルーケアをされる方もいらっしゃいますが、謎の発熱をしていた私は、すぐに赤ちゃんを別室に連れ去られました(笑) わたし自身は本当に元気でしたが、産後2時間は起き上がれないため、寝たままでひたすらに出産報告の連絡をしていました。産後ハイだったのか、まったく眠気はなく、ジェットコースターにでも乗りたい!くらいの気持ちでした。

出産して3時間後にようやく食事ができました。発熱により感染者用の弁当だったのですが、体力を使い果たした後の食事は、本当に美味しかったです(⁠^⁠^⁠)

出産はダンプカーに引かれるくらいの身体への衝撃…とも言いますが、本当にあの闘いを乗り越えると、無敵になった気分になります。これから多少の痛みがあっても、「出産の時の痛みからしたら何でもないわ!」って乗り越えられそうです(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?