『魂の輪廻』あとがき
カタソビのアイラさん、フミナさん、
お二人の大切な曲達を、勝手にいじくろうという私の大胆なわがまま、受け入れて下さってありがとうございます!もちろん相応の覚悟を決めて、何度も曲を聞き直したり、歌詞を何度も読み直して、一作入魂で書かせて頂きましたが、気に入って頂けたようでとても嬉しく幸せです!
この物語が閃いた最初の1曲は
『Believe in your sixth sense』です。
歌とギターで現代の歪みを跳ね除け、ニヤリと笑って颯爽と世の中を渡る青年がはっきりと浮かびました。そして『尖ったままの心』を聞いた時、この2曲は物語として繋がる!と確信しました。他の曲達もしっかり聞き直すと、曲の世界に沢山の接点を見つけることが出来ました!ここまで来るともう『執筆欲爆発』です!
ほんとにダメ元の申し入れでした。大切な曲だもの、いじらせて貰える訳ないと思ってたのがまさかのOK!!跳ねて喜びました!
原案をまとめ始めた頃にサードアルバムがリリースされ、毎日通勤時に車で聞きながら、『この曲達もいけるかも』と思い、もう一度思考を巡らせ、更に当時ライブかYouTubeでしか聞けなかった『羊』『ブリキのハート』、ホームページでしか聞けないラベンダー』『あの子の隣』を加え、当時発表済の全曲を盛り込んだ新原案が出来ました。『幽霊船』や『4.19』で歌われている『生まれ変わり』を描いた原案、この作品の第四章までの構成です。しかしもう一つ、カタソビから感じたものがありました。ファーストアルバムの曲順。人の一生が巡っていますね!ただ生まれ変わるだけでなく、それは脈々と『巡っていく』。お二人の紡ぐ世界に見え隠れする、時代の、人生の、命の、魂の『輪廻』を感じました。そこから湧き上がったのが、『登場人物達の魂も、過去から未来に巡っているのではないか?』という思考。そこから生み出したのが終章。そして『魂の輪廻』が完成しました。
キャラクター等の『名前』も実はそれなりに工夫しました。
フミ→フミナさんの『ナ』を取って『フミ』
リラ→アイラさんの『ア』を取って『イラ』→『リラ』
アケミ→髙木あ↑み↑
大野 け い→あけみい→アケミ
タクヤ→タクミ(私が尊敬していた天国にいる兄の名前)
を変換したもの
猫のレディ→veilより、シュ『レディ』ンガー猫から
ケイ・ティー・エス・ビーミュージック
↓
ktsbミュージック→カタソビミュージック
(アーティスト名を会社名に)
と、こんな感じです。色々と引用させて頂きました。
改めてアイラさん、フミナさん、この作品ほんとに楽しく書かせて頂きました!そして次のオーダー誠にありがとうございます!すでに拝啓、花々、鐡、鵺、一番星、baby's bressと素敵な曲が生まれていますよね!更に世界が広がった時、また書かせて頂きますね!
これからも末永く、宜しくお願い致します!!
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