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その吸血鬼は死を願うあるいは幸せを

 波田地綾奈さんのご紹介でSHEROESを知り、ゾンビないとを配信で見て面白かったので、今回は現場で見たい!と思い大阪から見に来ました!元々ファンタジー大好きな私にはゾンビやヴァンパイアはマユツバなのです(^^)

 ほぼ人間と変わらない姿で占い師として人間社会に入り込み、血と引き換えにその魔力で望みを1つ叶える吸血鬼。しかしその心は人と同じで様々に揺れ動きながら客を引き取引していく。使い魔に選ばれる客の人間達の抱える闇は、日常誰もが持つ可能性のある身近な闇…。
 全三章のお話しでとても私好みの設定、ストーリー展開でじぃ〜っと見入ってしまいました!実は私は心の病を持ってしまっていて、特に二章で描かれた爆発的な狂気は『いつか自分もこんなになるのかな…』と、畏怖を感じてしまいました!
 けど最後には、形は違えど苦しみから解放されて終わっているのもほっこりしました。

 実は私もなかなかの人生を過ごして来ました。死を意識したことも多数あります。でも生きる事を諦めないでいられているのは、SHEROES代表若尾さん、集った演者様達、裏で舞台を支えるスタッフ様達の様に、『人を喜ばせる為に、自分の身を粉にしている人達』がまだまだ沢山いる事を知り、まだまだ世の中捨てたもんじゃないと思えたからだと思います!私が今を生きているのは皆様のおかげです!これからも沢山の人の魂を奮い立たせる素敵な活躍を見せてください!私もチャンスがあれば再び劇場にお伺いしますね!最高のストーリーと最高の感動をありがとうございました!

 

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