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週刊オールライター第99号 「恩人がスタジアムMCしている試合ではなくその隣でやっていた『東京グランド花月』見に行っていましたごめんなさい‼︎いいよぉ〜」

23日、私は東京・水道橋にあるIMM THEATERで、東京グランド花月を見に行ってきました。私の恩人が隣でイベントMCをやっていたことも知らず・・・。


1. 東京グランド花月とは

このイベントは、大阪・難波にあるなんばグランド花月で行われている定期公演を東京でやるものです。会場や出演者の規模は難波よりも少し小さいですが、漫才・コントの部に出演する芸人さんは東京を拠点にする芸人さんが多い印象です。大のお笑い好きである母の発案で今回は9月公演の千穐楽にあたる9月23日の公演に行きました。

2. 東京ドームで行われていた試合がまさかの・・・

そして当日、父の運転する車で水道橋に向かいました。会場に近い東京ドームの地下駐車場に停め、地上に出るとビックリ。なんと、この日の東京ドームはイチロー氏率いる「KOBE CHIBEN」と高校野球女子選抜が対戦する試合をやっていたのです!現役引退後、主に野球の振興活動をされているイチロー氏は、現役時代の自主トレに関わった人たちや、かつて在籍していたオリックスの後輩選手などを集めてクラブチーム「KOBE CHIBEN」を結成しています。このチームの名前の由来は、現役時代を過ごした神戸に愛着を持っていることと、高校野球の強豪・智弁学園和歌山高校の応援曲「ジョックロック」を生で聴いて感動したからなのだそうです。そのKOBE CHIBENですが、2021年から女子高校野球と対戦することが恒例となっています。この日は松坂大輔氏、松井秀喜氏という同じ時代に日米両国で活躍した大スターがKOBE CHIBENにゲスト選手として参戦していたのですが、1番の驚きはそれではありませんでした。この日の試合でスタジアムDJをされていらっしゃったのが私の恩人、保井ひろゆきさんだったからです‼︎
保井さんの当日のXの投稿を見てかなり驚きました。私は保井さんの番組に出て以降、ラジオで投稿を読ませていただいたり、この「週刊オールライター」の記事を紹介していただいて実際に番組で使用させていただいたり、保井さん共催のイベントに行ったりしたのですが、実は生でスタジアムDJをされているところ、すなわち「保井”PASSION”ひろゆき」としての声を聴いたことがありません。
FIVBバレーボールネーションズリーグ男子2024で声を拾いながらテレビで観戦したことはありますが、生で聴く機会を逸してしまった形になりました。

怪物は松坂氏、ゴジラは松井氏のことです。
松坂氏は昨年に続き2年連続の参戦、松井氏は初参戦でした。

3. 東京グランド花月へ

まさかの事実に驚きながらも、会場のIMM THEATERに向かいました。この日出演する芸人さんは以下の通りです。
(登場順)
・ゆにばーす
・ニッポンの社長
・空気階段
・レイザーラモン
・ギャロップ
・アインシュタイン
・桂文枝
・吉本新喜劇アキ座長一座
(アキ、末成映薫、島田珠代、高井俊彦、千葉公平、五十嵐サキ、吉岡友見、)

東京グランド花月のポスター。

お笑いをよく知らない方の前に説明しますと、お笑いライブの前にはだいたい「前説」というものがあります。若手の芸人さんが注意事項や本日の出演者、告知を行います。この日は、「物語ズ」というコンビが行っていました。

物語ズの二人。
前説で写真を撮って良い時間があるので、その時間はシャッターチャンスですよ‼︎

前説が終わると、まずは漫才・コント・小噺の部門から始まります。特に面白かったのは桂文枝師匠の小噺でした。抱腹絶倒しすぎて、トイレ休憩の時間に私の母の隣に座っていたお客さんから
「よく笑ってたねぇ〜(笑)」
と話しかけられました。

4. 新喜劇の時間‼︎

トイレ休憩を終え、いよいよ新喜劇です。私はとても楽しみにしていました。というのも、アキさんが座長の公演は初めて見るからと、島田珠代さんのギャグの嵐を生で見たいと思っていたからです。
まず、アキさん座長の公演を見たことがなかった件ですが、私がこれまで生で見てきた新喜劇は全てすっちーさん・酒井藍さんが座長をしていた一座の公演でしたので、見たことがある座長の持ちギャグといえば
「そうそうそう。ブーブーブー・・・って誰が豚やねん‼︎(酒井さん)」
「毛細血管がいっぱい詰まっているところ、わーき‼︎(すっちー&吉田)」
「誰がマキバオーや‼︎(吉田さん)」
くらいで、特にすっちーさんと吉田裕さんの「ドリルせんのかーい‼︎」というくだりは過去に見た公演全てでやっていたため、他の座長の新喜劇を見たいという感情があったのです。ちなみにアキさんの持ちギャグは、どすの利いた声で借金を返すように迫った時に借りていた人が追い詰められて「ごめんなさい」などと弱々しく謝った時に「いいよぉ〜」と言うものです。なお、今回の配信の題名はこのギャグを用いたものになっています。
次に、島田珠代さんを生で見てみたかったことですが、今や関東のテレビ番組でも見られるようになった珠代さんの「はっちゃけ」を見てたいという感情が実はずっとありました。2023年2月に大阪へ行った際、同じはっちゃけ芸で注目されている「はっぴちゃん。」の出演しているライブに行ったことがありますが、彼女が世に(正確には「関東で放送される番組にも」)出るようになったきっかけは「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」で月亭方正さんから「島田珠代姉さんの再来」と絶賛されたからでした。珠代さんの元祖「はっちゃけ芸」を生で見ないと新喜劇を何度も見に行ったと自慢できないと思っていたので、見れたのは嬉しかったです。

5. 野球殿堂博物館へ

お笑いを楽しんだ後は、東京ドーム内にある野球殿堂博物館に行きました。実は初入館です。

2023日本シリーズの写真。
この日は忘れられません。

まず最初の順路に、2024年開幕時点での12球団のユニフォーム、グラブやバット、帽子、監督のサインなどが展示されていました。

近本外野手のユニフォームなど。
右下には岡田彰布監督のサインも。

日本だけでなく、メジャーリーグの選手が使っていた用具の展示もありました。

MLB屈指の強打の捕手として知られるマイク・ピアッツァ氏のキャッチャー防具一式と、2632試合連続出場の世界記録を持つカル・リプケン・ジュニア氏のバット。

通算1065盗塁、1シーズン106盗塁などの盗塁にまつわるアンタッチャブルレコードを叩き出した福本豊氏のユニフォームと通算盗塁世界記録達成記念のレリーフ。

野球殿堂入りすると、専用のレリーフが作られることになっています。この日は、今年新たに殿堂入りした谷繁元信氏(元横浜・中日。通算出場3021試合の日本記録を持つ。)、黒田博樹氏(元広島、LAD、NYY。史上唯一の先発登板だけで日米通算200勝を挙げ、広島時代につけていた背番号15は広島の永久欠番。)、谷村友一氏(野球審判。セ・リーグ所属の審判として、巨人がV9を達成した試合や中日が巨人のV10を阻止した試合などの名試合でジャッジした。)が殿堂入りしており、その展示がされていました。

展示スペースの最後には、アンダー世代、女子、男子トップチームの世界大会の足跡を辿る展示がありました。

2006年WBC決勝日本VSキューバの試合で使用された三塁ベース。
日本に寄贈されていたことに驚きました。
第1回WBCでイチロー氏が着用したホーム用ユニフォーム。
これが、2023WBCの優勝トロフィーです‼︎
野球世界最強国・日本の宝です。
2006年・2009年大会のトロフィーもありました。
野球世界最強国としての誇りがここにあります。

むすびにかえて

今回は、東京グランド花月と野球殿堂博物館に行った模様をお届けしました。

ここでお知らせです。次回の配信でこの週刊オールライターは100号を迎えます。夢に向かって諦めずに続けてもう100号を突破することになりました。そこで、来週の配信では、今後の決意表明をしようと思います。お楽しみに。

それではまた。

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