週刊オールライター第100号記念 「なぜ私は書き続けるのか」
この度、週刊オールライターは100号を突破いたしました。今回は、100号達成を記念し、なぜ私がライターを目指すのか、この配信をする理由、大人として学んだことを改めて論じます。
1. ライターを目指す理由
私がライターを目指す理由、それは初めて雑誌掲載をいただいた時に与えた「感動」が忘れられなかったから、です。
時は遡ること2021年7月。私はある一つの快挙を達成しました。それは、月刊誌「鉄道ファン」の2021年9月号の読者投稿コーナー「まいあくと、まいとりっぷ。(現在は廃止)」に掲載をいただいたのです。
そのコーナーで私は「TRAIN SUITE 四季島」の一番列車(2017年5月1日〜4日運行)を地元で撮影した思い出話を書いています。まさか、有名雑誌のコーナーに掲載をいただくとは思いもしませんでした。この事実が発覚したのは発売前日の7月某日でした。公式サイト「railf.jp」で、発売数日前になったタイミングで次号予告が出るのですが、そこの投稿コーナーの欄に私の書いた記事の予告文が掲載されていたのでした。早速、このことを友人にLINEで伝えました。そしてこの日の夕刻に私の記事が載った鉄道ファン2021年9月号が郵送されてきました(鉄道ファンは、読者投稿の記事が載ると、返礼として記事が郵送されます)。後日、それを実際に祖父母・いとこ・叔母に見せに行くと、喜んでくれました。この経験で「やりがい・感動」を体験した結果、この快感が忘れられず、繰り返し同じコーナーに投稿しました。その結果、7ヶ月間に3度(2021年9月号、同年11月号、2022年3月号)掲載をいただくことになり、「私の文章で人を感動させる」という経験を繰り返すことになりました。3回目の掲載を頂いた後、過去をふと振り返ると、中学2年の頃に人権作文で全校表彰された経験、同じ時期に東京メトロ・東京大学共催の鉄道イベント参加のために書いた作文が当選した経験、小学校の頃の恩師から作文の授業で褒められた経験があることを思い出しました。この結果、「小・中学生時代の経験」と「鉄道ファンへ掲載を頂いた経験」が結びつき、鉄道ライターを志しました。
私の書いた文章で、鉄道ライターという職業を通じて、読者に鉄道のおもしろさ・感動を伝えることを叶えたいと決心しました。
2. 週刊オールライターを始めた理由
私は2022年4月にnoteアカウントを開設し、同年10月から週刊オールライターを開始しています。noteという存在を知ったのは、大学の授業の一環で行われている地域創生・地域密着型プロジェクトに参加したことがきっかけでした。このプロジェクトで私は、そのプロジェクトの日々の活動内容を発信する役割を2022年4月の加入当初から今年7月に引き継ぎの問題で引退するまで活動してきました。鉄道ライターになりたいという意思もあったためにこの仕事を続けてきました。その情報発信方法としてnoteをやっていたのでそこで知ったのです。これをヒントに個人的に開設して何本か投稿しましたが、それまでは週刊や月刊など、発信方法を考えていない不定期配信でした。しかし、ライターという職業は書かないと何も始まりません。9月ごろにその意識を持ち、10月からその意識を持つためにも配信を開始した次第です。
3. 栗原景さん・大杉豊編集長と出会って 大人への学び
この配信でも度々話題に出していますが、私は大学3年の頃にラジオ局NACK5の、学生の夢に触れるお手伝いを全力でサポートするというコンセプトの「TOUCH THE DREAM」という企画に私は当選し、プロの鉄道ライター・栗原景さんや、先日アメトーーク!にもご出演されていた鉄道ダイヤ情報の大杉豊編集長に出会う機会をいただき、大人への階段を急速に登りました。その中で私は、あることを学びました。それは「縁」です。仕事は縁があってこそ生まれる。縁を大切に生きることで将来きっといいことが起こる。そう私は学びました。何が起こるかわからない人の一生というものの中で、さまざまな人と出会いますよね。いい形であれ悪い形であれ、出会ったのは何かの「縁」によるものです。人生を大吉に導くためには「縁」という1文字を大切にすることだと、私はこのラジオ企画で学ばせていただきました。実際にその縁は就職活動でも生かされました。進路の相談に乗って欲しいと大杉編集長にお願いしたところ、私のためにお時間を割いていただいたどころか、鉄道ダイヤ情報の編集者の方に加え、栗原さん・土屋武之さん・伊原薫さんといった鉄道ダイヤ情報に記事を書いているライターさんをも巻き込んで話を聞いていただいたのです。母も驚いて私に何度も言ってきたことですが、プロのライターさんや雑誌の編集長といったその道のプロに教わったりすることはなかなかない貴重なことであり、自然と感謝の気持ちを持つようになりました。
このような体験をさせていただいたのですから、私はこれからもこの恩と縁を無碍にしないような人間になりたいと思います。
むすびにかえて
今回は、配信通算100号を記念してなぜ私がライターを目指すのか、この配信をする理由、大人として学んだこと、将来どうあるべきかを改めて書きました。この配信を通して皆様方にも私の「鉄道ライターになる」という夢を宣言しているようなものですから、この宣言を無駄にしない人間としてこれからも生きていこうと思います。
それではまた。