週刊オールライター第104号(緊急特別号) 「推しの『引退』 お疲れ様でした。向井葉月さん」
ショックです・・・。104号配信前日の11月1日、私の大好きなアイドルグループ「乃木坂46」の3期生メンバーで、私の「推し」であった向井葉月さんが2024年12月31日限りでのグループ卒業と芸能界引退を発表しました。私のアイドルオタク人生初の「推しがグループ卒業と同時に芸能界引退」という悲しいニュースです。
今回は当初の予定から急遽内容を差し替え、向井葉月さんの思い出と私のアイドルオタク人生で実は2度も経験した推しの「引退」について特集します。
(本人ブログ)
(公式サイトによる発表)
1. 向井葉月さんとは
そもそも、向井葉月さんについて知らない方のために彼女がどのような人であるか解説します。
向井さんは、2016年に開催された乃木坂46の3期生オーディションに合格してアイドルデビューしました。将棋と埼玉西武ライオンズを愛好しており、将棋に関してはNHKの番組「将棋フォーカス」にレギュラー出演したことがきっかけで得意になり、自身の苗字とたまたま同じ名前の戦法「向かい飛車」を習得してアマチュア将棋3級の腕前を持つまでになっています。
一方で、埼玉西武ライオンズファンであることは将棋の腕前以上に有名であり、私が彼女を推すきっかけが同じ推しチームである西武を応援していたからです。向井さんは奇しくも自身と同じ2024年に引退した捕手の岡田雅利氏を推しており、現在は村田怜音内野手を応援しているとのこと。これが縁でセレモニアルピッチに2023年・2024年(後者に関しては後述)と登場しています。個人的には、乃木坂46公式Youtubeチャンネルのひとつ「乃木坂配信中」にて野球解説を得意とする後輩の黒見明香さんと観戦に行く企画の際、西武の正遊撃手でもある源田壮亮内野手の妻で乃木坂46の大先輩でもある衛藤美彩さんに連絡してグッズ購入の公認をもらっていたところが印象的です。
2. 向井さんの思い出 ベルーナドームでまさかの・・・
そんな向井さんですが、私には忘れられない思い出があります。それは今年の6月13日、セ・パ交流戦の広島戦で向井さんがセレモニアルピッチをした試合です。実は私、その試合はアルバイトでベルーナドームにいました(ここからは怒られないように一部内容を改変・伏せるなどしてお送りしようと思います)。私は今シーズン、ベルーナドームで飲食にまつわる、とあるアルバイトをしていました。試合開始になるまで忙しくならなかったので休憩していたところ、まさかの奇跡が起きたのです‼︎
普段はアルバイトを含めたスタッフや球団関係者、チアリーディングのメンバー、ライオンズのキャラクターであるレオ・ライナしか通らない通路に、スタッフに囲まれたライオンズのユニフォーム姿の女性を見かけました。「お疲れ様です」とスタッフへ挨拶をしてその女性の背中を見た瞬間、衝撃が走りました。なんと、背番号が46でした‼︎そうです。その女性こそ向井葉月さんだったのです‼︎思わず口を覆いました。軽くパニックになった私を見て先輩と上司に訳を話すと、上司は気を利かせてくれて「見に行っていいよ」とセレモニアルピッチを見させてくれ、さらにはオマケで私の好きな野球選手であった広島監督の新井貴浩氏の姿も見ることができ、
「試合前なのにはしゃぎ疲れた。もう※キュン死していい(笑)」
と友人とのLINEやバイト仲間へそのように話すほど興奮状態になりました。
余談ですが、この試合の前日、私は神宮球場で友人の出場した全日本大学野球選手権を観戦していたので2日連続で楽しいことが起こったこともあり、今後も忘れることはできません。
※キュン死・・・推しや恋人など、好きな人の行動や言動などを見聞きするなどして心臓が止まってしまいそうなくらいにキュンキュンする状態のこと。
3. 過去に経験した「推しの引退」 斉藤優里さん(現・PALE TULLE)
私は中学1年の頃から乃木坂46のオタクですが、その中で推しの引退は今回含めて2度起こり、そのうち今回の事例が冒頭でもお伝えした通り「推しがグループ卒業と同時に芸能界引退」となりました。つまり、前回経験した推しの引退は、卒業後しばらく経ってからでした。その「推し」は、現在ライバー事務所321所属のポコチャライバーとして活躍する一方、その321所属のライバーで結成されたアイドルグループ「PALE TULLE(ペールチュール、通称・ペルチュ)」のメンバーとしてアイドル界隈へ事実上カムバックした「ゆったん」こと斉藤優里さんです。
彼女は2011年の乃木坂46結成と同時に乃木坂46の1期生として活動を開始しており、同期に齋藤飛鳥さん、斉藤ちはるさん(現テレビ朝日アナウンサー)と同じ苗字が3人もいたことで注目されました。私が彼女を推すきっかけはつい2日前に開局36周年を迎えたラジオ局・NACK5でかつて放送されていた番組「おに魂」→「THE魂」の月曜日アシスタントを務めていたところを何度も聞いたからです。彼女は2019年6月に乃木坂46を卒業した後、数年後の2021年6月に芸能界を一度引退されました。本当にショックだったことを覚えています。しかも運の悪いことにその一報が入った当時は、大学受験が決着していなかったことによる心身的不安に加え、母方の大叔父をコロナストレスによる自◯で亡くした直後だったため、精神的にかなり追い込まれていた記憶があります。
4. 推しがいなくなっても、私のやることはただひとつ‼︎
最後に、これだけは言っておきます。私は来年の1月から完全に表舞台から向井さんがいなくなっても、これからの人生を前向きに応援させていただこうと思います。アイドルというものは、いずれ「来たるべき時」が来るものです。それを受け止めきれずに趣味を捨てるだなんて、そのような勿体無いことは私はしません。人は身長が止まっても、学びをやめない限り心は成長し続けるという生態をもっていると、私は信じています。向井さんもきっと、アイドル人生で得た学びを別の何かに活かしたいという思いがあったのでしょう。それを応援するというのが、「アイドルオタク」「アイドルを愛好する者」の真の務めなのではないか、と私は思います。
むすびにかえて 向井葉月さんへ
今回は、私が推していた乃木坂46・向井葉月さんが卒業と引退を発表したことについて特集しました。私自身、「ついに(推しが卒業と同時に引退すると発表する時が)きたか」という感じです。でも私は、向井さんを推すと決めたからには、最後の最後まで応援し続けるのが責任だと思います。その気持ちを込めて、最後に向井さんの好きな埼玉西武ライオンズが、得点のチャンスの際に流されるチャンステーマの中から、試合終盤の得点のチャンスや1打出ればサヨナラの場面で流される、西武の中で最も有名なチャンステーマ「チャンテ4」の歌詞を向井さんの名前をあててこの配信を締めようと思います。
〈前奏〉
オーオオーオオー
オーオオーオオー
オーオオーオオー
(葉月‼︎)
[男声]
歓声浴びて いざゆけ 魅せろ(オイ‼︎)
熱い獅子の魂(オイ‼︎)
ラーララーラーラ 頼むぞ今だ向井葉月
[女声]
歓声浴びて 今だ(オイ‼︎)
青く染まるスタンド 狙え(オイ‼︎)
ラーララーラーラ 決めろ向井葉月
[全員]
ラララ・・・
オイ! オイ! オイオイオイオイ!
オーオオーオオー(葉月‼︎)
オーオオーオオー(葉月‼︎)
オーオオーオオー
向井葉月さん、これからも応援し続けます。
では、また。