週刊オールライター第43号 「8月のまとめ」
こんにちは。HISASHINJOです。今回は月末ですので8月もまとめ記事をお送りします。
1. 甲子園 例年以上の大盛り上がり
神奈川県代表の慶應義塾高校が107年ぶりの優勝を掴み、幕を閉じた今年の夏の甲子園。主に、ベスト4に関西勢がいないことやそのベスト4に進出した花巻東高校の主砲・佐々木麟太郎選手、女子マネージャーが初めてノッカー(ノックをする人)をしたことなどに注目が集まりましたが、やはり一番の注目は慶應義塾高校でしょう。このチームは、髪型が全員が坊主ではないことで大きな議論を呼んでいましたが、それ以上に清原勝児選手がいたことの方が大きな注目を集めたでしょう。
彼の父は、PL学園の主砲として甲子園での当時の最多本塁打記録を残し、実況を担当した安部憲幸氏に「甲子園は清原のためにあるのか!」という名実況をさせ、プロ野球の世界でも西武・巨人・オリックスの3球団で活躍したスラッガーである清原和博氏で、勝児選手はその次男にあたります(勝児選手の兄は慶應義塾大学で中心選手として活躍する清原正吾選手)。この慶應高校の優勝で清原家は高校野球の長い歴史の中で史上初の
「親子で甲子園優勝」
という記録を持つことになります。和博氏は、ほとんど毎試合観戦に来ており、その姿を何度もネットニュースに取り上げられていたほか、PL学園でその和博氏と「KKコンビ」と呼ばれて注目を集め、卒業後は巨人でエースとして早くから頭角を表し、1995年に右肘靱帯を切ってしまいながらも翌年に復活してその後も活躍を続けただけでなく現役最晩年の2007年にはメジャーリーグ(MLB)のピッツバーグ・パイレーツ(PIT)でも投げた不屈のエース・桑田真澄氏(巨人ファーム総監督)と「バッティングした」ことも大きなニュースになっていました。ちなみにこの時桑田氏は巨人時代のチームメイトであり、甲子園で対戦したこともある巨人スカウトの水野雄仁氏と視察に来ていたそうです。
2. 台風6号・7号関連のニュース
お盆頃まで連日大騒ぎになっていた台風6号と7号。私もこの影響による大気の状態で、バイト中にスコールと夕立に打たれました。
台風が2連続で襲われたとき、やはり気が滅入ってしまいますね。
3.宇都宮ライトレールが開業!
まさにこの配信当日、鉄道界に嬉しいニュースが。宇都宮駅東口と宇都宮市の隣、芳賀町にある工業団地の間を結ぶ路面電車「宇都宮ライトレール」が開業しました。路面電車の新路線開業は2015年12月の札幌市電すすきの〜狸小路〜西4丁目開業による環状運転化以来8年ぶり、次世代型路面電車「LRT(Light Rail Transit)」の新規開業は2005年の富山ライトレール(現・富山地方鉄道富山港線)開業以来18年ぶり、さらに全区間LRT路線としての新規開業はこの宇都宮ライトレールが史上初という、大きな快挙を成し遂げました。
この宇都宮ライトレールの構想は私がまだ小学生だった頃の2012年に「未来世紀ジパング」というテレビ番組でLRTが特集された放送を見て知りました。実は宇都宮はなんと20年以上も前から路面電車構想について住民と話し合ってきたそうなのですが、この当時LRT賛成派は根強い反対意見に晒されていました。また、バス会社も
「普通に低床バス走らせればいいだけでしょ」
というように耳すら貸しませんでした。
そんなLRT構想が大きく前進したのは2016年。ようやく事業認可が降りたのでした。この宇都宮ライトレールは、当初目指していた東京都などのように公営交通による運営ではなく、富山地方鉄道などのような民間企業による運営とされました。
翌年にはついに着工。そして2023年8月26日に日の目を見たのでした。
むすびにかえて
いかがでしたか?今回は8月のまとめをお送りしました。8月も色々なことがありました。鉄道界にとってはやはり宇都宮ライトレール開業はとても嬉しいニュースでした。このようなニュースが続くといいですね。
次回の配信は9/2の予定のところ、当日は旅行に行く関係で、前回の単独での関西旅行と同じく9/1(金)に配信いたします。旅行の模様については次々回の配信でたっぷりとお届けします。お楽しみに。
それではまた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?