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第36回出雲駅伝 観戦録…? Part1

 noteは久しぶりです。下書きを書いては消して、書いては消してを繰り返していましたが、やっぱり何かしらは書きたいなと思ったのでちゃんと書いてみようと思います。
 2024年前半シーズンの観戦記録とか書いてみたりしたんですけど、足を運びすぎてとんでもない字数になったり、コアすぎて読み手を置いてけぼりにする可能性のある内容になったり、撮影許可証が必要なところで撮影したものとかにおいてもまあ色々物議を醸しそうな気がしたり(やましいことがあるわけではないですが、事情を知っている人はある程度察してください)と、書いているうちになんとなくだめだとなってしまって書けなくなったんですよね。そんなこんなをしていたら、大学三大駅伝開幕戦の出雲駅伝が終わってしまいました。だったら、熱が冷めないうちに、今年の出雲駅伝の観戦録を残すことにしました。ですが、かなりの文字数になってしまいそうのなので、ある程度で区切ります。最初の方はもしかしたら面白くないかもしれませんが、自己満にお付き合いください。
 ちなみに、今回の出雲駅伝の観戦については、同じように出雲の地で観戦された方と比較すると「圧倒的」に変な行程を組んでいる自信があります。自分でもなぜこの行程を組めると思ったのか、不思議なくらいです。正直、体力と精神力と、「応援したい」という気持ちの強さ、安さを取るために時間を消費する覚悟を持てる人でないとこれを実行するのは難しいのではないかなとは思います。参考にはしないでください。
ちなみにタイトルの「…?」はどこかのタイミングで伏線が回収されるはずです。

 ということで本編に行きましょう。


観戦行程

山陰地方に飛びたい!

 今年の出雲駅伝は10月14日13時05分号砲。前日の13日に開会式、14日のレース後に閉会式が行われ、その夕刻に「もうひとつの出雲駅伝」とも称される、出雲市陸協長距離競技会が開催されました。そのため、開会式から見たい方は13日午前には、レースのみ見たい方でも前日の夕方から遅くとも当日の朝には出雲周辺入りをされたかと思います。しかし、わたしは以下の行程を取りました。

10月13日
羽田空港→鳥取砂丘コナン空港
鳥取砂丘コナン空港→倉吉駅
倉吉駅→米子駅
米子で宿泊

10月14日
米子駅→出雲市駅
~出雲駅伝・もうひとつの出雲駅伝観戦~
出雲で宿泊

10月15日
出雲市駅→大阪梅田駅
大阪梅田→大阪空港(伊丹空港)
伊丹空港→羽田空港

以上がわたしがとった行程です。
これをみてわかる人はわかるかもしれませんが、多くの方は、
「なんでわざわざ倉吉に行くの」「なんで羽田に帰るのに大阪経由するの」
と思うことでしょう。
このような行程をとったのはなぜか。理由は、
・日本海駅伝と出雲駅伝のハシゴを敢行したかった
・スカイメイト、スマートU25(内容については後述)を利用したかった

の2点です。

日本海駅伝とは

 そもそも、日本海駅伝って何ぞやって人もいるでしょう。この駅伝は、例年10月上旬鳥取県倉吉市にて開催される、高校生の駅伝です。倉吉市営陸上競技場を発着点とする7区間42.195㎞。毎年12月に開催される全国高校駅伝とほぼ同じ区間距離です。先日開催された奥球磨駅伝と同じような感じですね。どちらも全国高校駅伝都道府県予選の前哨戦としてとらえているチームが多く、7月末~8月頭に開催されたインターハイ以降、合宿で培った力を、駅伝という形で試すことができる場です。都道府県予選においては、Bチームといったオープン参加的立ち位置のチームを出すことができる都道府県もありますが、本命のチームが優勝しなければ、全国の切符はつかむことができません。今年から地区枠が毎年常設されることになりましたが、とはいっても地区内にある他の都道府県のレベルが高いところにおいては、やはり都道府県代表として全国行きを決めることが求められますし、それを目指しているチームが多数です。その状況下において、高校駅伝とほぼ同じ距離帯を持つ奥球磨駅伝や日本海駅伝は、自チームの戦力を試す良い舞台であるといえます。一方で、今年は国スポと開催が重なったこともあり、そちらに各チームのエースが出場しているため、ベストメンバーで組んだわけではなく、完全にお試し駅伝としてとらえているチームも複数存在するというのは留意すべき点です。
 そんな駅伝、高校陸上も追っているわたしが見に行かないわけがないですし、応援している子が所属しているチームも多数出場するので、絶対に行きたいわけです。そして今年は出雲駅伝と連日開催でしたし、同じ山陰地方での開催。これはハシゴするしかないと。出場校が公開されたタイミングでハシゴを決心しました。

スカイメイトとスマートU25

ハシゴを決心したはいいものの、わたしは一応大学生。そんな大金は持っていません。こんなに現地に足を運んでいる人が何を言うという感じかもしれませんが、毎月本当にカツカツです。それでも観戦をしたいわたしを支えてくれるのは、夜行バス・スカイメイト・スマートU25です。しかし、関東と山陰を結ぶ夜行バスは、愛知や大阪などの都市部同士を結ぶ便に比べると少ない傾向にあり、わたしが調べたときにはすでに便がなくなってしまっていました。となると、スカイメイトとスマートU25を使うという手が最安になるということです。
……そろそろスカイメイトとスマートU25ってなんやねんという声があがりそうですね。それぞれについて説明します。スカイメイトとは、JAL公式HPによると、

満12歳以上25歳以下の「JALカード会員」またはお客さま情報登録済みの「JALマイレージバンク(JMB)会員」のお客様がご利用いただけます。

JAL|スカイメイト(25歳までなら学生でも新社会人でも使える運賃)

となっています。また、

当日予約のフレックス運賃と比較すると35%から77%程度おトクです。

JAL|国内線・国際線・JALマイレージバンクに関するQ&A

とも書かれています。つまり、飛行機に乗れるのに相当安くなるということです。また、日本海駅伝・出雲駅伝の開催期間は、JALのタイムセール期間(9月1日~10月26日)の間であったため、国内線であれば1万円かからずに搭乗することができるんです。これ、相当お得なのがわかるかと思います。じゃあ、JALで日本海駅伝の開催地付近であるところに飛んだんですねと思った方、ちょっとまった。確かに出雲空港であれば、JALFDA(Fuji Dream Airlines)になりますが、日本海駅伝の開催される倉吉市に近い空港である鳥取空港米子空港は、JALは乗り入れを行っておらず、鳥取空港はANAのみ、米子空港も国内線に関しては同じくANAのみです。そんなANAにも、JALのスカイメイトと同じような割引があります。それがスマートU25です。スマートU25とは、ANA公式HPによると、

満12歳以上25歳以下のお客様がご搭乗可能!
搭乗日当日(0:00)~予約が可能!
ANAマイレージクラブカードまたはANAカード会員様のみご利用可能!
ANAマイレージクラブカード会員のお客様は、初回のみ対面での生年月日の確認が必要となります。

ANA|「スマートU25」運賃

となっています。JALと制度については変わらないですね。運賃に関しても、わたしが利用した10月13日であれば、普通席が31,860円~だったところ、8,910円で搭乗することができたのです。これはかなり大きいです。このように、今だからこそオトクに乗れる飛行機を駆使することが、お金のない学生でもたくさん現地に足を運ぶコツです。
これは余談ですが、7月28日から8月1日まで福岡にて開催されていた全国インターハイも、往復飛行機で行きました。まあ、夏でピーク期だったので、2万円ほどしたのですが、それでも通常料金より安く搭乗できるとなると、利用するしかないです。

次回予告

 おいおい、まだ観戦録らしいところまで来てないのに次回予告かよ。と思わせてしまった皆さん大変申し訳ございません。ここまですでに3,000字を越えているのです。多分全部書こうとしたら1万字は余裕で行きます。さすがにそれはまずいなと思ったので、交通手段について説明したここらでいったん区切ります。
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次回、倉吉で大ピンチ。

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