業務用の赤紫蘇

大学柄、小さいときから何かひとつのジャンルがずっと好きとかいう人が多い。例えば昆虫。
昆虫って、メチャムズいんすよ、解明されてないところが多くて種類多いし、新種とかもまだまだごろついてると思うし、ほんの少しの違いで違う種類になるし。ケープペンギン属とかマカロニペンギン属の見極め(気になる方は調べてみて)とか比にならないほど難しくて。でもそれをパッと見極められるし、山篭りに行くし、もちろんその種についてもそこはかとなく詳しい。好きってそういうことなんだなってめちゃくちゃ思って敗北感と虚無感に苛まれて2年前は屍のような1年を送っていた。今もだけど、自分の得意な分野で自分より遥かに知識量が上という人間が身近に死ぬほど居るのが悔しくて全く勉強が出来なかったんすよね。言い訳だけど、現実逃避したくて。生き物のこととか、あんま知りたくなくなって。知らないことを知らないって認識することが怖いということです。こんな感じなのでいつしかやっていた高橋一生主演の僕らは奇跡でできているも観られなかったんすよね。分野的に1番見る感じのドラマだったんですが。好きなものにプレッシャーを感じるというか、これしか無いのにこれで負けるのかみたいな、そう言う意識。いやこれしか無いどころかこれも無いんですけど

だからか知らんが好きなはずなのに生き物の研究情報とか生態の話とか全く頭に入らない。特に冬は本当に脳みそが停止して何も記憶できない。今日の昼食が思い出せない。忘れられないのが、前に世界一受けたい授業でテレビに映る中村倫也に激しく嫉妬して自分がキモくなったし(元々だけど)、昆虫の話聞いてる時の中村倫也の顔が真剣そのもので、何でも知ってたし(下調べとか台本とかあるだろうけど)、またあぁ好きってこういうことなんだなって、思って辛くなってしまったし死ぬほど悔しくなってしまい、冬眠。
結局生き物なんて好きじゃないんじゃあないのか?ただ好きなものがある自分と憧れを重ねて同じだと安心しているだけなんじゃあないか?と良く思うようになりました。好きという感情が薄すぎ。知識対象の範囲が酷似している人間に対して油断すればすぐ浅ぇなって思ってしまうことあるけど嫉妬対象でしかないし、嫉妬しているからこその悪態だし、この世の中勝てないもの多すぎる、何と戦ってんだってな、わかるけど。好きな物って覚えられるモンじゃないのかな…記憶媒体が死んでんのかな…カタカナとか3秒で忘れるしだいたい長いと1回で読めないし、好きじゃないのかもしれないな、残念だな…

フットワーク軽い人間って一生勝ってると思うんすよ。
生き物が好きを自称していて、動物園水族館も好きだけど動物園水族館行く前日メチャメチャ憂鬱だもんな、外出が世界一ダメだ。好きが無理に勝てない。ここなんだよなぁ…それは良いけど、私がフットワーク激軽な人間だったら前日からルンルンハッピーだし行ってもハッピー。外出ダメ期間で初めて弱い所見えたけど、それ以外最強だよな。外泊とかしたいと思えるようになりたいな、超天変地異のことばっかり考えてしまうんすよね。根性がマイナス値記録しているのでダメだ。上記記したように脳みそが動かないので思うがままにキーボードを叩いているので支離滅裂否めないな、僕の文章は表面の目障りが面白いかもしれないけど内容が一ミリも面白くなくて嫌ですね。


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