断るのが苦手な人のための自分も相手も大切にできる断り方
あなたは断るのが上手ですか?
私は自己肯定感が低く、ある思いが邪魔して断るのが苦手でした。
こんにちは、マインドフルネスコーチのきよです。
このnoteでは他人の目を気にして、やりたいことが分からなくなってしまった人向けに、自身の内側と向き合うことで自分らしさを取り戻すヒントを発信をしています。
今回は、断るのが苦手な方の、自分も相手も大切にできる断り方をご紹介します。
こんな人は読んでください。
・本当は嫌なのに相手の意見を断れない人
・断ったら相手に悪いと思ってしまう人
・自分の意見を言うのが苦手
この記事を読むと、
断るのが苦手な人はまず境界線を引くこと
断るのが苦手な人は境界線が曖昧な方が少なくありません。
境界線とは、自分が侵入されたくないゾーンに対して線引きをして、心の安全性をキープすることです。
なぜそれをするかというと、自分の気持ちを無視して相手の意見ばかり受け入れていると、自分の心がどんどん疲弊してしまうからです。
本当は嫌なのに断れずに受け入れてしまうことはありませんか?
例えば、仕事で疲れて帰ってきて、明日は早朝ミーティングがあるとしましょう。
あなたは明日に備えて早めにお風呂に入り、ぐっすり寝ようと決めています。
そんなところに、友達からLINE。
「緊急!ちょっと聞いてほしいことがあるんだけど。。」
あなたは我慢して友達の相談に乗ってしまうのではないでしょうか?
本当は断りたいのに相手の意見を受け入れてしまう理由
本当は断りたいのに、なぜ相手の意見を受け入れてしまうのでしょうか?
私の場合は大きく2つ、このように思っていました。
嫌われるのが怖い
優しい人と思われたい
断ることで、なんだアイツノリ悪いとか思われたくないし、断って相手が悲しくなるものも嫌だし、私が助けなきゃいけないみたいな責任感など色々ありました。
こう思う事自体全然悪くはないんですが、自分の本音にフタをし続けると自分らしさが消えていくんです。
本当は断りたい、でも断れない。本当は行きたくないけど、行ってしまう。
そんな風に相手に合わせていると、いつの間にか本当の自分の気持ちがわからなくなるんです。
本当の気持ちを言ったら、相手は嫌な気持ちになる?
そんなことありません。
ただ、ぶっきらぼうに言えば嫌な気持ちになるとは思いますが、言い方次第です。
自分が嫌な思いをすればいいやと我慢しなくても大丈夫です。
自分の本音も言いつつ、相手にうまく伝えられる伝える方法がありますので、一緒にやっていきましょう。
自分も相手も大切にできる断り方
アサーティブ・コミュニケーションという方法を知っていますか?
アサーティブというのは、自分も相手も大切にした自己表現です。
つまり、アサーティブ・コミュニケーションは、相手を尊重しつつ自分の気持ちや要望をうまく伝える方法です。
例えば、冒頭の例で友達の緊急LINEで聞いてほしいことがあると言われた時のあなたの本音がこのように出たとします。
「自分の本音は疲れているから寝たい。」
「でも助けてあげたい。」
これをアサーティブ・コミュニケーションで友達にに伝えると、
こんな風に伝えられたら、どうでしょう?
自分の本音も伝えられて気持ちいいし、相手も悪い気はしませんよね。
もし、いきなりこれはハードル高いと思う人は徐々にでOKです。
家族や、言いやすい人など身近な方を練習台にして慣れていきましょう。
最後に断るのが苦手な人へ
今回は断るのが苦手な人へアサーティブコミュニケーションを使ってお話してきましたがいかがでしたか?
私も最初は自分さえ我慢すればいいやの精神で、相手の要望にYESを出してきましたが、やっぱり自分が苦しくなるだけなんですよね。
ずっと本音に蓋をしてきて我慢してきた人ほど、最初は怖いかもしれませんがあなたが自分らしく生きる為に必要なスキルです。
徐々にでOKですので、ハードルの低い家族から練習してみて下さいね。