Notionと働く!シリーズのウェビナーを実施するまでに
Notionでセールス(Account Manager)をしています千條です。
先日、Notionと働く!のシリーズウェビナーの第一弾を開催しました。新シリーズのウェビナーを実施するに至った背景と、私なりの振り返りを書いていきたいと思います。
今回、主語は私という形ですが、社内の他のメンバーと一緒に立ち上げ、実行したウェビナーです。
Notionのミッションとは?
ウェビナーの紹介・振り返りの前に、Notionのミッションについて振り返ることから始めたいと思います。
Notionのミッションは、「Making software toolmaking ubiquitous. 誰もが思い描いたソフトウェアを自由自在に組み立てることができれば、世界はより多くを実現できる。そんな世界をユビキタスな現実にすること」、です。
また、社員の行動指針としてのオペレーティングバリューでは、「私たちはミッションのオーナーである」、があります。そして、その中に、わたしたちは「庭師」のような存在であり、Notionというツールが庭であるなら、雑草を抜いたり、小石を取り除いたりして、整備していきます、とされています。
個人的な振り返りをするならば、今回のウェビナーシリーズ(他の様々な活動も)は、庭師としての活動、になると考えています。
Notionのセールスとして感じていること
Notionのミッションは、「誰もが思い描いたソフトウェアを自由自在に組み立てることができれば、世界はより多くを実現できる」です。
たしかに、ユーザーとしてNotionを使う上では、Notionは、数多くのワークフローを一つのツールで実現できると感じており、便利に使えています。
ですが、一方で、顧客と接している営業として同時に感じているのは、Notionのポテンシャルを最大限に活かせるまで、ユースケースを私たちが伝えきれていないのでは、ということがありました。
Notionのユースケースを顧客にもっと直接的に伝えることが重要だという意識をもとに、今回のイニシアチブを行ったメンバーと一緒に、新しいウェビナーを開催することにしました!
Notionと働く!のウェビナーの実施に向けて
スタートアップの多くの企業と同様に、Notion Japanでも主業務(私のようにセールスであれば数字を上げるための営業活動)と並行して、チーム内または組織全体で、課題に対するイニシアチブをプロジェクトとして進めています。
今回は、初のウェビナーシリーズとして、関係するチームとの認識共有やコンテンツの準備を含め、各メンバーのリソースをそれなりに割いて準備にあたりました。
また、テーマのアイデアも様々ありましたが、初回は、強い組織を作るタレントマネージメントでの活用事例、となりました。
テーマ決めにはいろんな背景がありましたが、Notionが企業の成長につながるという実感を、自分たち自身の使い方も含めて紹介したいという想いから、テーマを決めていくことになります。
もちろん、マーケティング的な施策でもあるので、一定の成果につながる聞き手の関心度も加味しながら決めています。
細かい数字は共有できないのですが、登録者数や参加率が高いウェビナーにすることができ、一緒に実行したメンバー同士の振り返りでも、一定の成果につながったという振り返り結果でした。
Notionと働く!シリーズの今後に向けて
今回のウェビナーをして気付いた点でもあり、今後の改善点でもあるのが、もっと専門ツールだったらこういうことができる、という部分に対して、Notionでどこまで活用できるのか、を私たちが共感し、紹介していくことができるのかという課題です。
Notionは、ツールの進化(機能アップデート)が非常に早く、多くのワークフローを一つのツールで実現できるツールです。
しかし、全ての希望を叶えられる魔法のツール(銀の弾丸)は存在しないということも、よく知られています。
この課題にNotionがどう回答を出していくことができるのか。
自分なりの見解としては、Notionの使い方で他のツールを模倣するのではなく、Notionらしい利用方法に立ち返ることだと思っています。
そして、今回のシリーズを1回限りで終わらせてしまわないことも、その回答になると考えています。
ユーザーのその道のプロの方々にもご教示をいただきながら、プロダクトチームでの使い方、営業の使い方、現場の作業員での使い方など、多くのユースケースをNotionが解決する場面を今後も提供していくことで、Notionの良さが伝わっていくはずだと考えています。
最後になりましたが、2024年は個人的にNotionも使いながら、発信を増やしていきたいと思います。