エブリスタで「ルーキー特集」の作品に選ばれました
個人出版レーベル「HS書架」代表の春紫苑です。
小説投稿サイト「エブリスタ」に、12月の半ばから投稿を開始した拙作『剣闘士令嬢』が、この度ルーキー特集の作品に選ばれました~パチパチ。
このルーキ特集は、去年2023年の10月から投稿を始めた作品が対象で、その中から運営様が選りすぐり、かつ個性豊かなものをピックアップしている……ようです。
ルーキー特集が3月初旬に発表されたので、およそ5ヶ月あまりの投稿開始作品から、拙作が選ばれたことになります。さすがに5ヶ月で15作品しか投稿開始した作品がなかった、ということはないと思うので、そのうちの一つに選んでもらえたことは、とっても嬉しく名誉なことですね。
剣闘士令嬢の紹介
せっかくなので、選ばれた作品『剣闘士令嬢』を軽く紹介いたします。
舞台は古代ローマ風の異世界。
地方都市ムルスで生まれた貴族女性サクラは、厳格な父のもとで育てられます。
この世界では、女性の地位が著しく低く、家長の権限は絶対であり、ときに所有物としてしか見られないこともしばしば。そしてその男性に慎ましく尽くし、たくさんの子を育てるのが賢明な女性の役割だと教えられてサクラは育ちます。
そんなサクラでしたが、教養を身につけるために通わされた学舎で、2人の男性と出会います。彼らとの出会いを通じ、父親からの教えにはなかった価値観がサクラに芽生え始めるのです。
サクラたち3人は、いつしか親友と呼べる仲にまで友情を深めていきます。しかし成長していくにつれ、次第に関係に変化が訪れます。3人を取り巻く恋心の行方とは。
さらにアウレンティウス家との婚約や、親友の経営する剣闘士団の危機が訪れるとき、サクラは一体どのような運命を選ぶのか……。
古代ローマ風の異世界という、一風かわった世界観で織りなす物語。女性主人公の生きる世界と時代は、現代の日本に通じるものがあるので、とくに女性の皆様には共感して読んでもらえるのではないかと思っています。
もちろん手に汗握る戦闘シーンもあり、男性読者も十分楽しめるはず。
ぜひぜひ剣闘士令嬢をご一読くださいませ。
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