植物性の油は食べ物から摂る

イタリアンレストランにいくと、パンにオリーブオイルをつけて食べたり、サラダにオリーブオイルがかかっていたりします。

そうやって何も考えずに食べ物を出されるがままに食べていると、知らず知らずと健康ではなくなってしまいます。

植物性の油というのは、直接摂るのではなく、植物そのものから摂取するのが正解です。
昔は今ほど植物性の油をたくさん集められなかったため、問題になっていなかったと思いますが、現代の日本人は植物性の油を取りすぎな状態です。
というよりも、取らされてしまっているというのが正しいかもしれません。

1945年以前の日本では、油を使った食事というのはほとんどありませんでした。
もっというと、江戸時代なんかは油が貴重なものであったということもあり、一般市民は油を使うことを禁止されていたくらいなので、油を食事に使うことはほとんどありませんでした。
つまり、日本人にとって油は取らなくてもいいものということになります。

ところが、1945年以降、アメリカによって食生活の変化がもたらされた結果、今や油をバンバン使うような食生活にさせられてしまっています。

このことに気づいた人たちは、自分で判断をして油をあまり取らないようにしたり気をつけることができるのですが、気がついてすらいない人たちは今も油をたくさん使い、油まみれの食事をしている状況です。

とくに安い居酒屋なんかで使われている油はコスト削減のために品質の悪い油を使っていたりするので、健康にいいはずがありません。

話を戻すと、植物性の油は自然の食べ物から自然に摂ればいいわけです。
ゴマには微量のごま油が含まれていますが、その微量で充分なわけです。
それを大さじ2とかドバーッと使いすぎなくらい使っているから大量摂取となって健康に悪影響がら出るわけです。

こういった事実を少しずつ知っていき、健康のために「何を食べないか」「何を避ければいいのか」を知っておくことで、自分だけでなく、家族や周りの人達の健康も守ることができると思います。

この記事がお役に立ちましたら幸いです。

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