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My Dear Family

いToshl(愛し)のバースデーイブライブの日まで1週間を切った昨日、いつも通り起床し、朝から部屋の掃除をしてお昼に娘と近くのお蕎麦やさんで食事をし、午後から金沢行きの準備を始めた。年明けの東京での明けましておめでとうライブ以来の大イベントだ。しかも今回は金沢という行き慣れていない場所でのライブと絵画展が開催されるので、いつもぼっちで行く私は1ヶ月前から綿密に計画を立て気合い十分だ。

まず金沢の宿泊先を決め(GoToでリーズナブルに予約できてラッキー😊)JRのチケットを購入。それからToshl宛てのバースデープレゼントとカードの選別に悩む。完全にこの辺りは恋する乙女に化している😅大体これらも確実に本人の手元に渡るかなんて確信はない。でも一生懸命悩み、友人に相談し、そして選ぶ。プレゼント選びに何度もお店を往復した。お手紙も随分前から下書きをし、仕事の合間に時々読み返し修正に修正を重ね、やっとの思いで清書をする。レターセットもLoftで散々迷った結果高価な物になってしまった(これも本人に渡るか確信はない💦)極めつけは洋服だ。秋物に変わるので服も新調し、ファスティングダイエットもしたし(目標体重まであと数百グラムで終わってしまった😭)美容皮膚科で施術もしてもらった。あとは美容院に行くだけだ。

大体Toshl本人に会えるわけないのに頑張ってしまう。まるで恋を知ったばかりの乙女の様な気分になる。他人様には馬鹿げて見えるだろうが、このプロセスが醍醐味なのだ。そう、ただの自己満足だ。手が届かない人だから一生懸命になれるのだと思う。

そんな満を持す中でお蕎麦やさんから帰宅後、私はいそいそと金沢行きの着て行く服や靴を履いて娘に見てもらい相談しながら荷造りを始めた。

娘が映画を観に行くと言って出かけて数分後、急に両脚共痙攣して動けなくなってしまった。脚の不自由な私は普段からよく脚はつるのでいつものことで時間が経てば収まると思っていた。

が、しかしどんどん酷くなり両脚先から膝上まで激痛で硬直し、自分の意図する反対の方向に脚が勝手に向いていき、一歩も踏み出せなくなり、少し楽な姿勢になろうにも一向にままならず、ふらふらになりながらベッドルームに行くのが精一杯だった。なんとか痛みを和らげようと焦る気持ちを落ち着かせ呼吸を整えて、ほんの少し痙攣が収まったのでベッドの縁に腰掛けたら今度は意識が朦朧とし、掌の血の気が引き真っ白になってきた。これは今まで経験のない痛みだ、もう二度と立ち上がることができないかもしれないと強い不安に苛まれた。あぁこれで万事休すかと目の前が真っ暗になったと共に、Toshlくんに会えないままこのまま死んでしまうのかとさえ思った。

たまたま傍にiPhoneがあったので、仕事中の姉に「どうしたらいいかな」と電話をした。姉は「救急車呼ぼうか!ちょっと待って!今社長(夫)が会社を出たところで繋がると思うから電話してもらうから待っとくんやで!」と電話が切れてからの家族の連携が早かった。

娘と別居中の夫が揃ってポカリスエットと黒飴と桃とマスカットのゼリー、私の好きなマロンパイを買ってきてくれた。その後、娘と同棲中の彼氏も来てくれた。その頃には痙攣もほぼ収まっていた。そして夫は大袈裟な私を笑い、「無理なダイエットをするから低血糖になったんじゃないか?年取ってきてるのに無理するからや」と言いながら、私よりも年寄りのくせに両脚を1時間以上かけてマッサージしてくれた。私も「あ~命拾いした」と言い、その間他愛のない話を久しぶりにした。

なんだか不思議と「夫婦」というより「家族」を意識した。そして心から感謝の気持ち「ありがとう」と素直に言った。今まで私は強がりばかり言ってきたけれど、結局一人では何もできないんだなと思い知った。

後に真っ先に電話をした姉は「もう、この前○○さん(共通の知り合い)が倒れたところやったから今度はあんたかと思ってヒヤっとしたわ~」と、かなり心配してくれていた。

とにかく私事で大騒ぎの一日でした。

ファスティングダイエット(今回で5回目)のせいかどうかは定かではないが、今後は自愛しつつ「家族」を大切にしていこうと思う。

THANK YOU MY DEAR  FAMILY


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