7年半勤めたメドレーを退職してNstockに入社しました
タイトルのとおり、2024年7月31日をもって株式会社メドレーを退職し、8月1日よりNstock株式会社にジョインしました!
まだご挨拶ができていない方もいるのと、出演したNstockのラジオが今日ちょうど公開になったので、この場を借りて転職の経緯とこれからについてご報告させていただこうと思います。
(開始5秒でやらかしましたすみません 笑)
メドレー入社まで
これまでの経歴としては、新卒でクルーズ株式会社に入社し、その後メドレーに転職、今回のNstockが3社目になります。
ファーストキャリアであるクルーズでは、新卒採用や秘書、広報など主にコーポレート職を中心にいろんな業務を担当しました。なかでも特に広報機能を立ち上げたことが、自分の社会人人生の基礎になっていると思います。
ちょうど入社タイミングがソーシャルゲームバブル黎明期と重なり、会社が一段強くアクセルを踏み込むタイミングでした。その後在籍していた約7年の間に社員数売上高ともに約10倍に成長したり、主力事業がゲームからさらにECへピポットしたりと時代的にも企業フェーズ的にも面白い経験をさせてもらいました。
30代が近づくにつれキャリアについて考えることが多くなり、当時経験してみたいと考えた「何かしらの職種で専門性を磨く」「社会貢献度の高い事業領域に携わる」「上場に立ち会う」を軸に転職活動を行いました。
この時期に出会った会社はどれも素敵なところばかりでしたが、過去に「ネットで診察を受けられたらいいのに」と強く思う経験があったことからメドレーが取り組んでいたオンライン診療の普及に関与したいと考え、入社を決めました。
メドレーで7年半働いてみて
メドレーに入社したのは2017年の2月。当時はまだ上場準備中で、社員が90人ぐらい(インターン合わせて120人ぐらい)の規模でした。広報職でエントリしていましたが、メドレーが「今年は年間100人採用するぞ〜!」というかなり勢いのあるタイミングで1人目の採用担当の募集がオープンすることになり、未経験ながらも中途採用を担当させていただくことになりました。
一時的に広報や採用広報を兼務しながら、採用担当としてはビジネス職、コーポレート職、開発職と幅広い領域を経験させていただきました。
景気の波が大きく変動した時代であったにも関わらず、私が入社して以来継続して新規採用枠が増え続けたこと自体がすごいことだと思います。また、採用枠の豊富さゆえにいずれのポジションでも実践経験を厚く積むことができました。フェーズの移り変わりによって向き合う課題ややるべきことも大きく変化し、採用担当として密度の濃い日々を過ごしました。
会社としても今ではグループ企業も合わせて1200人ほどの規模になり、地方拠点や海外拠点ができ、事業のラインナップも増え、東証プライム市場で時価総額は1000億を超え、大きく成長した7年半でした。
メドレーで過ごした日々を振り返ってみると、もがき苦しんでいた時間が長かったような気がします。自身の未熟さから恥ずかしい失敗もたくさんしました。にも関わらず何度も挑戦の機会をいただき、メドレーのみんなに助けてもらったおかげで今の私があります。
また、エージェントや媒体などのパートナーの皆さんにも、最初は採用の基礎のキの字から教えていただきましたし、時には「もはやあなたはメドレーの採用担当ですか!?」ってぐらいの温度感でサポートいただいたこともありました。
この場を借りて改めてですが、お世話になった皆さんにお礼を言わせてください。
ありがとうございました!!!
なんでメドレーやめたの?
綺麗事に聞こえるかもしれないんですけど、体が二つあったら片方は置いていきたかったです。同じことを面接でも話したぐらい本当にそう思っています(笑)。
強いていうなら自分にはもう少しコンパクトな組織の方が向いてるなぁと思うことはありましたが、メドレーという会社の魅力や成長ポテンシャルを生で見てきているからこそ、これからの景色もメドレーの中の人として見たいなという気持ちもありました。
そこまで言っておいて、なぜ転職を決意したのかというと「スタートアップに貢献したい」気持ちが大きくなったからです。
メドレーで「スタートアップの力で規制産業に風穴を開けて新たな文化を社会実装していく」という貴重な体験ができたおかげで、スタートアップの可能性を信じる気持ちは人よりも強い方だと思います。
一方で中途採用を担当していて、数年前と比較して、スタートアップにチャレンジする人が減ってきているように思います。市況や上場基準の変化などいろんな要因があれど、そうした現状にモヤっとする気持ちが年々強くなると同時に、自分に何かできることはないのかな?と考える機会が増えていきました。
なんでNstockに入社したの?
実は、2022年に宮田さん(@miyata_shoji)の設立記事を見てからNstockにはずっと興味がありました。
当時のミッションに「株式報酬の常識を覆す」とありますが、実際にSmartHRで退職後も失効しないストックオプションを導入したという事例を聞いていたので、株式報酬の仕組みに疑問を持ちそのあり方に一石を投じるという実体験が宮田さん自身にあることが魅力的だなと思いました。また、スタートアップへの貢献の方法としてそうした手段もあるのか、とヒントを得たような気持ちになったことを今でも覚えています。
前々職で先輩だったさとじゅんさん(@junsam22)から約1年半ほど前にカジュアルにお話を聞かせていただいて以来、興味度合いはどんどん高まっていきました。その後も情報を追っていくなかで、Nstockのミッションが「スタートアップエコシステムをブーストし、 日本からGoogle級の会社を生み出す」にアップデートされ、事業のラインナップが増え、ますます自分がこの先やってみたいことと重なる部分が大きくなっているなとワクワクしました。
キャリアを通じたスタートアップへの貢献方法として、社会を変えることに取り組むスタートアップを探してみたり、これまでの広報や採用の経験を活かしてVCで投資先の支援をするのも面白いのでは!?などいろんな検討もしてみましたが、Nstockのミッション・事業が「スタートアップへの貢献」ど真ん中であることが何より魅力的でした。また、想像以上のスピードで変化していく様子をみて、この面白いフェーズを逃したくないなと思い転職を決意しました。
入社してみてどう?
自分で決めたことではあるものの、7年半ぶりの転職に不安はありましたし、元々心配性なので「屈強な経歴の人たちに囲まれて自分はやってけるだろうか...?」とビビりながら入社初日を迎えました。そこからまだ2週間ではありますが、とても楽しい日々を送っています。
ここからは実際に中で働いてみて感じたギャップや感想をいくつかお伝えします!
最初は事業ドメインに詳しくなくても大丈夫
業界特化型の事業を理解するためにそのルールや仕組みを学ぶ必要がある、というのはメドレーでも経験してきており覚悟はしていたものの、ニッチな業界ゆえにイメージのしづらさもあり、ややキャッチアップの難易度が高いなーと思っていました。が、今はあまりキャッチアップに関しては心配していません。
元々社内に動画やドキュメントなど業界知識について解説するものが蓄積されていますし、ドメインエキスパートのhosaさんが説明会を開催してくれたりもします。(参加者みんなで質問攻めした)
正直、現段階での理解レベルはまだまだ低いのですが、コツコツ勉強していくぞ!の気持ちです。
上機嫌ってだいじ
堅めの事業を手がけているがゆえに、中にいる人や仕事中の雰囲気にまでも堅い印象を持ってしまいがちなのですが、想像してた以上に「上機嫌で働こう」のバリューが浸透していると感じてます!
例えば、先週の経営会議(任意ですが従業員全員参加可能。ハイブリッド開催)ではファシリの絶妙なテンポとオンライン上のコメントのセンスに文字通りお腹抱えて笑いました。会議自体はとてもマジメな内容なのですが、そういう時でも冗談を言い合える雰囲気がいいなと思いました。
余談ですが、経営会議のファシリはメンバー全員で当番制で運営しています。特定の誰かだけに負荷やプレッシャーがかかりすぎない仕組みにしているところもステキポイントだと思います。
オフラインコミュニケーションも大切にしている
Nstockは北は青森から西は兵庫まで、地方在住のメンバーも数多く在籍しています。
リモート比率高めゆえに、オフラインでのコミュニケーションも大事にしていて、合宿を半年に一回、オフラインでの交流会を四半期に一回開催するなど社員同士のオフラインコミュニケーションを会社がサポートしてくれています。
実は7月に開催された合宿に参加させていただいたのですが、入社前に業務外でメンバーと交流する機会をいただけたのはとてもありがたかったです。
ほかにもいろいろあるのですが長くなってしまうのでこの辺で...
エンジニア中心に仲間を大募集中!
Nstockではソフトフェアエンジニア、QAエンジニア、ドメインエキスパート、カスタマーサクセスマネージャー、プロダクトデザイナー、コミュニケーションデザイナー、法務etc…いろんな職種で積極採用中です!
上記のポジションや、ここにないポジションに興味がある方はもちろん、近況報告などもできたら嬉しいです!
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