君の輝く夜に メモ
始まりの歌から大好き。
♪知らぬ同士がふと出会う 謎めいた物語
どこからどこへ行くの 誰もが旅の途中
人生は歌と出会い 誰もが旅の途中 ♪
去年の京都公演は1回しか観られなくて、今年は3回観に行けたので幸せ。
でも何回観ても好きだし感動する。
とにかくいろんなシーンが胸に刺さる。
明るい雰囲気で進んでいく話なのに、結ばれて終わるハッピーエンドじゃなくて、でもそれがバッドエンドってわけでもなく、
人生ってこういうこと多いよなとか、みんなそれぞれ誰もが自分の人生を精一杯生きてるなって、幕が降りるとともに胸がいっぱいになる。
過去を間違いにしないために、今の選択を正解に出来るように生きていくんだよね。
ひとによって何が成功なのか、何が後悔なのかは他人からはわからない。
周りから見たら羨ましいと思う生き方にみえる人にも器用にこなせないことがある。
それでも生きていくんだ、人生は続くんだっていうストーリーは、
器用に生きられていなくても良いんだって登場人物が鼓舞するように背中を叩いてくれるみたいで気持ちが軽くなる。
『旅の恥はかき捨て』っていう台詞にもあるように、実際、自分を深く知らない人だから話せることも、その中で得た回答が自分の人生を左右するようなものになることもあるのが不思議だなぁって思う。
そして、そんなドラマチックな1日だったのに、もうきっと4人が会うことは無いし、でも無かったことになるわけじゃなくて、日常の中でふと思い出して素敵な日だったなって4人ともが思うんだよ〜〜うわ〜〜!!
そして劇中に出てくる好きな言葉のひとつ。
「男と女は夢を見せ合うもの」
勿論、現実は甘くなくて、そんなことは言っていられないんだろうなと思う一方で、
そうあれたら、とびっきりドラマチックで楽しく生きていけるんだろうなと眩しく思う。
それからビビアンの歌。
運命だと思った、運命じゃなかった。とか
平凡な日常を愛せなかった。とか
めんどくさい女なの、でもある時自分のこと好きだと思えるようになった。とか
わかるな〜〜って思えることがたくさん出てくる。
かっこよくてかわいくて本当に素敵なひと。
恋と音楽シリーズ、本当に大好き。
映像として残してほしいけど難しいんだろうな。