台湾

先月台湾に行ってきた。
毎年のように行っていた時期もあったが、コロナ禍が始まってからはなかなか行けずにいたので、5年ぶりであった。

毎年10月最後の週末に台北で開催されるプライドパレード（臺灣同志遊行）に参加してきた。コロナ前に比べると少し規模が小さくなった気もするが、それでもものすごい数の人が集まっていた。

台北のパレードは誰でも自由に列に入って歩ける。以前と同じく、六尺褌に法被で歩いた。
褌の人は何人かは見かけた。途中で見かけた褌の人がXでフォローしている人だったことに後から気づいた。
列に入るのも自由ならば途中で抜けるのも自由なのだが、せっかくなのでゴールまで歩いた。気候はかなり蒸し暑く、これまでで一番暑いように感じた。途中に少し通り雨もあったが、それほどひどくはならずに最後まで歩けたのでよかった。

パレードの翌日は、10年ぶりくらいに故宮博物院に行った。
前に行った時はとにかく冷房が効きすぎていて寒いという印象だったので長ズボンに長袖の上着を用意して行ったのだが、今回はそんなに寒いとは感じなかった。10年で空調も改良されたのかもしれない。
有名な角煮と白菜も観たし、色々な展示室を回れた。硯をテーマにした展示が特に興味深かった。

旅行の間には滷肉飯、小籠包、臭豆腐、豆花と定番の料理もひと通り食べられた。
あと、なぜか北京ダックも食べた。初めてだったが大変美味しかった。どの料理も美味しいお店で、調子に乗って色々注文していたら食べきれなくなってしまったので包んでもらって帰り、翌日の朝ホテルで食べた。

今回は金曜の午後に出発して月曜の夕方に帰ってくる3泊4日の旅だったが、本当にあっという間に過ぎてしまった。
またゆっくり台湾に行きたい。台北だけでなく、台中も台南も高雄も行きたい。今回はゲイバーやクラブみたいなところには行かなかったので、そういうところにも行きたい。

ところで、いつも台湾の旅行中と旅行の直後は中国語学習のモチベーションが著しく上がる。にもかかわらず、未だ話せるようにはなっていない。モチベーションをいかに持続させるかが目下の課題である。